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Faunas & Floras Phase2

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2009年 03月 18日

Test ♯977 ヒレンジャク 2009

Test ♯977 ヒレンジャク 2009_e0065734_22471541.jpg

「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

まもなく小学校が春休みになるので、タガメちゃんペアが昨日帰宅いたしました。
元気であります。

さてさて、フチグロが気になって近所の河原に降りてみれば、わずかに1♂が飛ぶのみ。
うーん、大丈夫なのかなぁ。
白くて小さな飛翔物体を見逃さぬよう目を凝らしていると、聞き慣れぬ鳴き声が。
最近は虫ばかり追っかけてるとはいえ、鳥屋としての聴覚はなんとか機能しております。

がしかしこの声、過去に聞いたことないような。
ヒーというかシーというか、ヒリリリというかシュリリリというか。
ん?ヒリリリリリ??
冴えのない私のあたまが瞬間的にはじき出した回答は「レンジャクじゃん??」
声の方向をがばっと見る!
前方樹上にムクドリが丸まると太ってちょい縦長にしたような複数の鳥影確認。
わ。ホントにレンジャクだ。
急いで望遠レンズを向けてみる。ピントがあわない。。。

しまった、中間リングつけてるんだっけ。オイオイ・・ (;´д`)ノ

Test ♯977 ヒレンジャク 2009_e0065734_20175142.jpg

「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

小学生の頃から昆虫少年時代をすっとばしてバードウォッチングをやってるワケですが、
私には、激レアというほどではないのになぜか出会えない種がいくつかあります。
たとえばアトリだったりニュウナイスズメだったり。
そしてレンジャクも縁のないまま41歳になってしまったのでございます。

レンジャクにはヒレンジャクとキレンジャクがいます。
緋レンジャクと黄レンジャクと表現したほうがわかりやすいかも。
いちばん区別しやすいのは尾羽の先端の色。緋色ならヒレンジャク、黄色ならキレンジャクです。
鳴き声ではたぶん区別つかないんじゃないかな。

Test ♯977 ヒレンジャク 2009_e0065734_203050100.jpg

「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

よもや自宅近所で、しかもフチグロさがしてるときに遭遇するとは夢にも思わず、望遠レンズは70-200mmだけ。
それでも肉眼よりは、とくに逆光気味の場合でも尾羽の色まで識別できるので助かります。
あっち行っては戻りするので正確な数がわかりませんけど、10〜12羽くらいの群れのようです。
キレンジャクが混じってないかなと注意してみましたけど、視界にはいったのはヒレンジャクのみでした。

よく河原でお会いするバードウォッチャーのK氏は、同日午前中は上流のポイントで、
午後は近所の河原にいらして、ともにヒレンジャクを確認されたそうです。
(私は午前中だけでしたので、K氏とはすれ違いでした。)
ちょうど渡りのピークが通り過ぎて行ったのでしょうねー。

いやー、ラッキーというかなんというか、
中間リングつけてて目の前に枝に飛来してたのに撮れなかったり、

鳥と虫ってつくづく、両立しないものなのね。(ノ_-;)ハア…

by Faunas_and_Floras | 2009-03-18 22:52 | 近所の河原


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