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Faunas & Floras Phase2

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2008年 08月 28日

Test ♯936 コカブトムシ 2008(その3)

Test ♯936 コカブトムシ 2008(その3) _e0065734_2222165.jpg

「コカブトムシ新成虫 2008 Summer」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/SB800/Photoshop CS2

8月14日、コカブトムシのケースを覗いてみました。
するとマットのうえを成虫が1匹歩いています。♂でした。橋で拾ってきたWild♀1匹からスタートしてますから、まぎれもなく新成虫です♪

というわけでマットを慎重に掘ってみました。
すると出てくるわ出てくるわ、こんなにいたの!?というくらい新成虫が姿を現しました。
内訳は♂1、♀10 ... (^▽^;)

なんでそんなに偏ってるんだよぉ。。。

別容器に移していたものも確認してみましたが、こちらは5個体のうち無事羽化できたのは♂1だけでした。
うーん、500mlのガラス瓶にマット詰めて室内に置いておいたんだけど、500mlじゃ足りなかったのかな。

幼虫をケースにまとめ飼いしたほうが楽ですけど、今回発掘していて、案の定、共食いの餌食になったと思わしき亡骸が2個体分出てきました。
ケースの状態をマメにチェックできればよいけど、うっかりして羽化してるのを見逃すと共食いの嵐で数が半減では済まないこともありうるかもしれません。
なんてったって、一般的なカブトムシやクワガタより圧倒的に成長が早いんであります。

新成虫は羽化直後はまだ外骨格が柔らかく、他のクワガタのように羽化直後は赤い色をしています。で、1週間強でおおむね黒くなり外骨格が固まってくるワケですが、上の写真をご覧いただければおわかりの通り、8月14日の時点でほぼみんな身体が黒くなっています。ですから、この子たちは羽化して1週間前後はすでに経過してると考えられます。
ということはですよ、親♀を連れ帰ったのが6月4日ですから、それから産卵して幼虫が成長して蛹を経て新成虫になるまでおおよそ2ヶ月ちょいしかかからない早業なのであります。
この早さを念頭にいれておかないと、ホント、うっかり放置の危険があると思います。
Test ♯936 コカブトムシ 2008(その3) _e0065734_246912.jpg

そんなわけで、共食いを避けるため一旦個別に飼育することにしました。
よもやこんな放置飼育で10数匹もでてくると思わなかったので、夜間に急いで100円ショップに走りましたが、いまいちよさげな容器がありません。なんとか10個確保できたのが、このプーさんのガラス瓶です。
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ところが、結論から言うとこれ失敗でした。
フタの部分にシーリングの「ひだ」が成形されているのですが、ショウジョウバエはなんの苦もなくフタの隙間から潜りこみ、このシーリングをくぐり抜けてしまいます。
気がついたら瓶のなかでウジが大量発生してました||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||ガビーン!
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フタを閉めるとこんな感じです。
一見、ぴっちりと密閉されていそうですが、ショウジョウバエの前には役にたちませんでした。

というわけで、100円ショップやらホームセンターで、コカブトムシ用の容器になりそうなものを物色するのが日課になってしまいました。。。

(つづく)

Test ♯896 コカブトムシはこちら
Test ♯925 コカブトムシ 2008(その2)はこちら

by Faunas_and_Floras | 2008-08-28 02:20 | 自宅にて


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