「ショウリョウバッタの悲劇」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2
探そうと思うとなかなか見つからないけど、
なにげなくフィールドを歩いているとしばしば遭遇するミステリー。
バッタなど昆虫が、なぜゆえにか草本の先端近くまで登って、
そこでフリーズしたかのようにしがみついたまま息絶えた姿。
タロさんのブログ
「風の色、雨の匂い」や、naturingさんのブログ
「NATURING <ネーチャリング>」でも話題になっていたボーベリア菌がおそらく犯人なのではないかと思います。
タロさんのブログの記事はこちら
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「風の色、雨の匂い」〜ボーベリア菌
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「風の色、雨の匂い」〜ボーベリア2
naturingさんの記事はこちら
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「NATURING <ネーチャリング>」〜ボーベリア菌
ところでよく見ると、お二方が撮影された虫には白いカビのようなものがびっしりと生えています。でも私が見たことがあるのは白いカビのないものばかりです。
たまたま体外に菌がでてきていなかったのか、それともボーベリア菌にもいろいろ種類があるみたいなので、違う種類のボーベリア菌に侵されていたのか、ちょっとナゾであります。
「ショウリョウバッタの悲劇」
Canon EOS20D/Sonnar T*135mmF2.8(MM)/EF25 II/Photoshop CS2
こちらもボーベリア菌が原因で命を落とし、その後、
頭部だけが残ったと思われる個体です。
ボーベリア菌に感染すると、なぜか草などの先端へ昇りつめ絶命する、
と聞いたことがあるのですが、
ネットで調べてみるといろいろなケースがあるのですね。
きっとボーベリア菌を主食とする生き物もいるんでしょうねー。
タロさんとnaturingさんのブログにTBさせていただきました☆