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2009年 04月 20日

Test ♯993 大霜降天蛾☆ちびっこ捜索隊 2009(その1)

Test ♯993 大霜降天蛾☆ちびっこ捜索隊 2009(その1)_e0065734_331254.jpg

「オオシモフリスズメ 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM/Photoshop CS2

スズメガの仲間にシモフリスズメという種がおりまして、
その大きい版なのでオオシモフリスズメであります。
がしかし、その大きさはすでにシモフリスズメの範疇を越え、
もはや虫として「でかい」というレベルに達してますですね(^ ^

生き物の場合、なにを基準にして最大とするか難しい面があります。
犬では、基本姿勢で立ったときの地面から肩までの高さ(体高)で比べることが多いです。
一方蛾は、翅を広げたときの開張で比較されることが多く、
ヨナグニサンが蛾(鱗翅目)で世界最大種と呼ばれる場合はこの開張が200mmを越える個体もあり、世界最大だからです。
ではオオシモフリスズメはというと、開張は最大でだいたい160mmくらいのようです。
その差、40mm。翅は左右にありますから、片方だけでみたら差は20mm。
でかい、と表現するに十分な数値であります。

オオシモフリスズメがでかいと感じるもうひとつの要素は、
翅だけでなく本体も大きいということがあると思います。
ボン、キュッ、ボン ... じゃなくて、ボボンボンボン☆というボリュームある体つきをしています。
この秘密は幼虫時代にありそうです。
昆虫は外骨格なので、幼虫時代の大きさがモノをいいます。
ヨナグニサンの終齢幼虫の体長(頭からお尻の先まで)はだいたい100mmくらいの大きさ。
オオシモフリスズメはというと、130mm近くに達するお子さまがざらに出てきます。

Test ♯993 大霜降天蛾☆ちびっこ捜索隊 2009(その1)_e0065734_6443724.jpg

「銀蛾鉄道の夜」
Canon EOS Kiss Digital X/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM/Photoshop CS2

今年のオオシモフリ捜索隊は川北さん一家、シノブさん、TheSAFARIさん、私であります。
川北さん一家は金曜日夜から現地入り。
川北さんも気合い入ってますが、川北家の3人のちびっこたちはもっと気合い入っています(^ ^

今年はこの元気いっぱい☆ちびっこたちが大活躍だったのでありました♪
(つづく)


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by Faunas_and_Floras | 2009-04-20 03:30 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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