<   2012年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧


2012年 01月 31日

Wake up♯349 カニクサシダメイガ 2011

e0065734_21135823.jpg

「カニクサシダメイガ 2011 October」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

野鳥で人気があるカワセミ。
小魚等が主食で、川背美、というように河川と切っても切れない生活をしているわけですが、じゃあ小魚で特定の種がいないとダメかというと、そこまで厳密ではありません。水中にダイブし捕獲、喰うことができればいい。

ところが虫の場合、とくに蛾や蝶は、これじゃなきゃダメという場合がほとんどなのであります。
もしカワセミが鮎しか食べられないとしたら、キツネが油揚げしか(笑)食べられないとしたら、生息できる環境がすごーく限定されちゃいますよね。

蛾や蝶は、まさにそれなのであります。

さて本日のカニクサシダメイガ。

どうやら、シダメイガ亜科のなかで、幼虫がカニクサという植物を食べるのがこの種のようです。

蛾LOVEさんが成虫を見つけたのを受けて、おもむろに周囲のチェックをはじめた VIEW さん。
「あー、たしかにありますね、カニクサ」

昆虫歴のないただのオヤジが思うことはお約束。

蟹臭。

「あ、あれもカニクサですね。ここはけっこうありますね」
「俺、カニクサシダメイガは初物なんだよ、うれし〜♪やっぱり食草があるといるんだねー」

VIEW さんと蛾LOVEさんの王道的虫屋の会話の横で、喜楽なオヤジ、真神ゆ。

「蟹臭いのとイカ臭いのとどっちが」(以下略)
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-31 23:12 | 近隣の水系
2012年 01月 29日

Wake up♯348 サザナミフユナミシャク 2011

e0065734_22362921.jpg

「サザナミフユナミシャク 2011 Early winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

冬の楽しみ、冬尺蛾。
カバシタを除き、関東周辺で出会える種のオスはほぼ網羅できましたが、問題はメスであります。
今日のサザナミも、オスには複数出会いましたが、メスについてはまた来年!の課題となりました。。。

e0065734_22563974.jpg

「サザナミフユナミシャク 2011 Early winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

さてこの冬からあれこれ試している、ストロボ撮影。
フラットにライティングするか、陰影を強調すべきか、ケースバイケースとはいえ難しいでありますねー( ̄- ̄;)ンー

目標としては、昆虫写真にしたくないんですよね。
昆虫少年の時代がなく虫の知識皆無、さらには名前すら覚えられない私が、昆虫写真を撮ろうとしても、ボロが出て、はい終わり、であります(笑)

糸崎さんの「反ー反写真」じゃないけれど、反ー反昆虫写真はまだ未開の領域がたくさん残されていると思ってます。

反ー反ということは、裏の裏で、元に戻って表でしょ(笑)
と思いきや、表じゃないのが写真なのであります。
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-29 23:35 | そのほかの水系
2012年 01月 27日

Wake up♯347 マメノメイガ 2011

e0065734_20485487.jpg

「マメノメイガ 2011 October」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

ただいま4ヶ月遅れで(以下略)

「みんなでつくる日本産蛾類図鑑」を見て驚きました。なにがって、マメノメイガの分布が、であります。

北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島,沖縄諸島久米島,沖縄諸島伊江島,石垣島,西表島,大東諸島北大東島;中国,朝鮮,台湾,マレー,インド,大平洋地域,ハワイ,オーストラリア,アフリカ

これ、亜種レベルもなしに同一なのかな?
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-27 23:47 | 近隣の水系
2012年 01月 26日

Wake up♯346 てふてふ捜索隊 ゴマダラチョウ 2011

e0065734_22322554.jpg

「ゴマダラチョウ 2011 Late Summer」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EXTENDER EF1.4×II/Photoshop CS2

ただいま、というかずーっと4ヶ月遅れで進行虫(;^_^A アセアセ・・・

やべ、ゴマダラチョウ忘れてた。げ、これ9月の撮影ぢゃん(;^_^A (;^_^A ダブルアセアセ・・・

さてゴマダラチョウの食草はエノキであります。
エノキといえば、オオムラサキもエノキです。
もう一種。
アカボシゴマダラの中国大陸産亜種であります。

アカボシゴマダラは、日本では奄美大島周辺に固有の亜種が生息しています。世界的には、ベトナム北部から中国、台湾、朝鮮半島まで分布するそうです。

で。

近年、関東で急速に勢力を広げているのは中国大陸産亜種。
もちろん、人為的に放たれた放虫であります。
エノキという「幼虫の大切な食べ物」をめぐり争いが生じ、ゴマダラチョウやオオムラサキが減少するのではないかと危惧されています。
それぞれの幼虫がエノキ上で陣取る位置が異なり、影響がないという意見もありますが、影響ないからどんどん増えていってもかまわないという主張なのでしょうか。

そもそも、愉快犯で放虫するなよヾ(。`Д´。)ノ彡☆

というのが個人的な意見であります。
で、外来種を放したら、国が、放した人の財産をすべて強制差し押さえし、すべて駆除できるまで対応すべきと思っています。差し押さえた資産はもちろん、その費用に補填する。

ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの異種交配も観察記録されています。
遺伝的にも多様性が失われる危機が、すでに進行しています。


TTest ♯777 てふてふ捜索隊 オオムラサキとゴマダラチョウはこちら
Test ♯657 てふてふ捜索隊 アサギマダラとゴマダラチョウはこちら
Wake up♯203 てふてふ捜索隊 アカボシゴマダラ 2011はこちら
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-26 23:27 | そのほかの水系
2012年 01月 24日

Wake up♯345 ユキムカエフユシャク 2011

e0065734_22595274.jpg

「ユキムカエフユシャク標高1,000m 2011-2012 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

まぎらわしいんですけど、先日掲載したユキムカエは標高10m。
本日のユキムカエは、標高 1,000m であります。

標高10mのユキムカエからさかのぼること二十日前。
チーカナは一路、spaticaさんとの待ち合わせ場所へと向かっておりました。

虫は変温動物であります。
そして冬は、緯度の高い方から低い方へ、そして標高の高い方から低い方へと進んでゆくのであります。
緯度を稼ぐのはなかなかたいへんですけど、標高なら山を登ってゆけばいい。
平地では晩秋でも、山を登ってゆけばそこには冬がある。

すべての冬尺蛾に通じる話ではありませんが、少なくとも厳冬期前に出てくる冬尺蛾は、あるレベルの寒さに達すると、それを感知して成虫が羽化してきます。
ユキムカエの場合、羽化のタイミングが、その土地で冬の最初の雪が降る直前になるケースが多い。
だから、雪迎え。

蛾屋さん以外からはシロオビフユシャクと似たようなもんじゃんという感じではありますが、シロオビがわりと町中の公園でも出会えちゃうのに対し、ユキムカエはなかなかそうはいかない。
シロオビは平地から山地まで生息するので、前述のタイムマシン効果で、1シーズンにけっこう長いスパンで出会う可能性がありますが、ユキムカエは現状では基本的に山地性なので、週に一度通うとして1年に1チャンスか2チャンスといったところ。

そしてなにより、風流な名前(^_^)

風流さでは、蝶ではスミナガシ( 墨流し)とかいますよね。
野鳥だと、ツキヒホシ(月日星)と鳴くことから由来するサンコウチョウ(三光鳥)とかかな。ブッポウソウ(仏法僧)もなかなかですよね(^_^)

翅や身体の、色や模様や造形の美しさ、かっこよさ。
え!?というような驚きの生態をもっていたり。
虫にかぎらず、その種を好きになる理由っていろいろありますけど、その一要素として、和名も大切だと思うのであります。

スミナガシの和名漢字表記の「炭」を「墨」に訂正しました。

We wish you a Merry Xmas☆2011 ユキムカエちびっこ捜索隊(夜)
We wish you a Merry Xmas☆2011 ユキムカエちびっこ捜索隊(昼)
Wake up♯156 ユキムカエフユシャク 2010
10mユキムカエちびっこ捜索隊
Test ♯957 ユキムカエ捜索隊 2008-2009 Winter
Test ♯732 ユキムカエフユシャク「ユキムカエフユシャク 2007-2008 Winter」
ユキムカエ捜索隊「シロオビフユシャク」
ユキムカエ捜索隊「ユキムカエフユシャク」
ユキムカエ捜索隊「ユキムカエフユシャク」
ユキムカエ捜索隊「シロオビフユシャク ユキムカエフユシャク」
ユキムカエ捜索隊「ユキムカエユフシャク(カットアウトバージョン)」
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-24 23:58 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 01月 22日

Wake up♯344 ホンシュウジカ 2011

e0065734_1103228.jpg

「ホンシュウジカ 2011 Autumn」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

もうダメだぁ。

峠が続く真夜中の山道を走っていて、そう思うときがあります。
スジモンフユシャクの帰りに、目の前に大きなオスジカが飛び出してきたときは、急ブレーキする前にもう脳裏では「終わった。。。」と感じてました。

幸い、ぎりぎりのところで接触せず事なきを得ましたが、もー、勘弁してよでありました。
ふつうのスピードで走ってたら、ホントにアウトだったと思います。

私、峠小僧(死語)だったんです。

スズキのRGーΓ III型のウォルターウルフに乗ってました。
いっしょに仲良く、崖の下に落ちました(^▽^;)

バイク時代にそんなことやってたからか、なぜか車だと、スピード出して颯爽とカーブを曲がるぜ、と、ぜんぜん思わないんですよね。
まぁ、歳喰ったからとも言います。。。

今日のカットは一寸野虫さんと「もーそろそろだろ」とシーズン最初の冬尺蛾捜索に行ったときに出会ったオスジカ。
うぉう、いた、そうきたか、って感じ。
停まってじーっと見ていても、なかなか立ち上がろうとしない。
あれ?もしかしてケガでもしてるのかなと思ったら、おもむろに立ち上がりガードレールの向こう側へと威厳よく歩きさってゆきました。

Test ♯322「ホンシュウジカ」はこちら
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-22 23:09 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 01月 20日

Wake up♯343 カバちゃん 2011

e0065734_202455.jpg

「カバエダシャク 2011 Autumn」
Canon EOS Kiss Digital X/Canon Macro Photo Lens 35mmF2.8/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

蛾にはカバちゃんがたくさんいます。
ウスタビガとの出会いを楽しみつつ、そろそろフユシャクがいないかなーなんて探してると、いるのがカバエダシャク。(カバエダシャクは冬尺蛾ではありません)

普通種なんだけど、触角フェチとしては萌える被写体であります☆

ほかにもカバキリガのようによく出会える種から、カバシタムクゲエダシャクのようなもはや妖怪レベルの種まで、カバちゃんは35種。

昔なつかしの深夜番組、11pmのメロディでどうぞ。

カバカバカバカバ〜♪


A Happy New Year☆「赤い汗」はこちら

Test ♯725 カバエダシャクはこちら
Test ♯338 「観光地価格」はこちら
Test ♯340 「カバエダシャク、ふたたび」はこちら
モバイル Faunas & Floras 「カバエダシャク」はこちら
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-20 23:01 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 01月 18日

Wake up♯342 クサギカメムシ 2011

e0065734_22515560.jpg

「クサギカメムシ 2011 Autumn」
Nikon FM2/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Fujifilm SUPERIA X-TRA400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

こちらも少年野球の横で撮影。
和名のクサギは、植物の臭木なんですね。アサギマダラの由来の「浅葱色」ように、クサギという色があるのかと思ってました。
Wiki には「主たる栄養源はマツ、イチイ、スギ、サクラ、キリなど」とあるので、クサギとは命運をともにするほどの絆はないようであります。

ところで、私の Nikon FM2 は New がつかない型です。
虫でいうとナミFM2(笑)なんだけど、すぐに New FM2 にモデルチェンジしたので生産台数は多くはないです。ナミだけど、ちょっぴりだけレア。
外観上の同定ポイントはシャッターダイヤルで、ナミはシンクロスピードが 1/200秒。New FM2 は 1/250秒。それ以外は区別つきません。

ナミはシャッター膜の素材がチタンで、軽量化と強度を両立させるため、シャッター膜がハニカム状に肉厚をそぎ落としてあります。だから裏蓋(死語)をあけて解剖すると(笑)、蜂の巣が見えて判別できます。

すぐ後に出た兄弟機種のFE2が、アルミ合金のシャッター膜でシンクロ 1/250秒を達成させ、これをフィードバックさせたのが New FM2であります。こちらには「蜂の巣」はありません。

高校1年生のときに買った、最初の一眼レフが Nikon F3。ところが真冬の新潟で、寒さで動かなくなった経験から、サブカメラとして選んだのが「電池がなくても動く」FM2でした。ちなみに虫にはまったく興味がありませんでした(笑)

あれから30年弱。あやしいオジサンと一緒に、ナミFM2も

元気です☆
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-18 23:50 | そのほかの水系
2012年 01月 16日

Wake up♯341 ヨモギエダシャク 2011

e0065734_21463992.jpg

「ヨモギエダシャク 2011 Autumn」
Nikon FM2/Ai50mmF1.8s/Fujifilm SUPERIA X-TRA400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

あ、これ忘れてたσ(^_^;)

一寸野虫さん、蛾LOVEと名古屋へ遠征したときのカット。
グランドのある公園があって、少年野球チームが練習してました。
そのすぐ脇で桜を一本一本、舐めるように見て歩くオヤジ、真神ゆ。

オヤジ、桜の樹皮に何かを見つけました。

とーっても地味です。。。(^▽^;)

撮ったはいいけど、これ私には同定できないっす。。。

「ウスバミスジエダシャクですか?」
「ヨモギですよー」

蛾LOVEさんに同定してもらいますた。

「みんなで〜」を見たら、ものすごく黒いのから白っぽいのまで、じつに色彩変異が激しい種なのですね。
食草はクワ、リンゴ、ミカン、チャ、ニンジン、キク、マリーゴールド、コスモス、ダイズ、モリシマアカシア、インゲンマメ、アズキ、ラッカセイ、カンキツ、ナス、ボロボロノキ。

ボロボロノキ!?

そんな植物あるんだ。。。

なんだかマンガのワンピースにでてきそう(笑)
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-16 23:45 | そのほかの水系
2012年 01月 14日

Wake up♯340 ミヤマフユフユシャク 2011

e0065734_22122147.jpg

「ミヤマフユナミシャク 2011 Early winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

トイレが近いんですよ。。。

私、二十歳のときにじんましんを発症して、病院でアレルギー検査しました。
先生に呼ばれて診察室に入る。「検査しましょうね」
濃いブルーが鮮やかな注射器でありました。
その注射器は、これまたぴかぴかに光り輝く銀色のトレイに並べられている。

先生が2本目を手にしました。

ち、ちょっと待った。

「先生、何本打つんですか?」

トレイには24本並んでました。「ん?全部だよ」

で、検査の結果、意外な診断が。
「コーヒーが強く反応出てます。ま、飲まないほうがいいでしょうね」
というわけで、それまではふつーに飲んでたんですけど、二十歳のころからほとんどコーヒーを口にしなくなりました。
取引先に行くと、お茶ではなくコーヒーをお持ちくださるケースもあり、もともと嫌いではないので、そんなときは飲むこともあります。
でも、あとで痒いんですよね。

そんなわけで、真神ゆはふだんはミルクティーを飲んでいます。

ところが紅茶って、利尿作用が強い。
しかもフユシャクは冬だから、身体が冷えて、トイレが近くてたまらない。

で、トイレには蛾がいたりもするわけで、トイレ各駅停車ということになります(笑)

この日出会えたのはミヤマ。山地性のフユシャクであります。
ミヤマのオスは、外灯でも見かけます。でもメスとなるとかなりハードルが高い。
いずれはミヤマの濃い場所で、メスを探すために真っ暗闇の森のなかで樹木をひとつひとつ見てゆかねばならないだろうなぁと思っています。


Test ♯964 トイレとカメラとフユシャクとはこちら
Test ♯949 ミヤマフユナミシャク 2008はこちら
Test ♯708 フユシャク捜索隊 2007-2008「ミヤマフユナミシャク 2007-2008 Winter」はこちら
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2012-01-14 23:10 | 自動販売機/電話BOX/外灯