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2009年 03月 29日

Test ♯984 ハスオビエダシャク 2009

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「ハスオビエダシャク 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/白色LED/Photoshop CS2

3月14日。雑木林で冬尺蛾のトギレをさがしていたら、地面の踏んでしまいそうな場所に
羽化したてのようなハスオビエダシャクがいました。

いやー、もう出て来たかー。
君たちはいっぺん出てくると、どわーっと出てくるんだよね。
もちょっと数が少ないと人気が出ると思うのに。
人間って、大量生産で安い商品が好きなくせに、蛾だと数が多ければ多いほど、なぜか農薬撒くのよ。


PowerBookG4 に繋いでいる外付けHDDがいよいよ容量がいっぱいになりピンチになりました。
残り278KB ... え、KB!?

やばいやばいと、あわててHDDを買い増ししました。
LaCieのd2 Quadra Hard Disk 1TBであります。
うー、でも2台1組としてバックアップ保存してるから、近々もう1台、1TBを増設しないといけないです。

こんなときに限って、プリンターまで故障しました。
あー、年度末だってのに、請求書つくれないじゃん。
近所の家電屋経由じゃ間に合わないから、日野のエプソンまで往復だぁ。

あっ、ディアマンテも車検が切れる!!??
た、助けてー (T▽T)尸~~SOS!!

Test ♯473「ハスオビエダシャク、ふたたび」はこちら
Test ♯435「ハスオビエダシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-29 21:34 | そのほかの水系
2009年 03月 27日

Test ♯983 ホソウスバフユシャク 2009

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「ホソウスバフユシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

日本では冬尺蛾は36種確認されていますが(もちろん冬尺蛾は海外にも分布してますよ)、
「冬」という面がクローズアップされがちで、春遅くに出てくる冬尺蛾は、
「え、話題はもうスプリング・エフェメラルですか?お呼び出ない??」
という感じでちょっとかわいそうかなという気がします。(^▽^;)

その代表例がフタマタフユエダシャクやウスシモフリトゲエダシャクでしょうか。
この2種は山地性なので、本人たちは「やっっっと厳しい寒さを乗りきったぁ〜♪」と羽化してくるのですが、
ときはすでに4月から5月。

もちろん標高という自然の摂理が働いているわけですけど、
関東近郊の平地の感覚だと、やっぱり3月までなら興味持てるかな、という感じになっちゃいますよね。

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「ホソウスバフユシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/白色LED/Photoshop CS2

で、平地では3月にちゃんと間に合うんだけど(山地ではやっぱり4〜5月にズレこみます)、
あまりに地味なのでやっぱり話題にしてもらえないのが、
このホソウスバフユシャクの説明としてぴったりな気がいたしますです。(^▽^;)

日本のフユシャク亜科14種のなかではラストのアンカーになりますね。
先の山地性のフタマタフユエダシャクとウスシモフリトゲエダシャクはエダシャク亜科になります。
こうして生き物たちの季節も、春深まってゆきます。

Test ♯807 ホソウスバフユシャクはこちら
Test ♯414「ホソウスバフユシャク」はこちら
Test ♯123「冬の終わりを告げる蛾」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-27 22:07 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2009年 03月 26日

Test ♯982 Aqua festivities タガメちゃん日記 2009

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「星になったタガ夫」KONICAMINOLTA DiMAGE X1/Photoshop CS2

3月22日。
朝起きて、ふと水槽をみるとタガ夫が底に沈んでいました。
ショックでした。

肢をふだん見たことのない中途半端な曲げ方にして、まるで寝転がっているかのように横たわっていました。
餌として入れておいた小金は補食された形跡なく2匹ともそのまま。
タガ夫のお腹もぺしゃんこです。

タガメは泳ぎがあまり得意ではありません。それは毎日観察していてもよくわかりました。
図鑑で見ると水中に適応し立派で強靭そうな体躯に見えますが、けっきょくのところ、
ヤニサシガメやヨコヅナサシガメが巨大になってそのまま水のなかで暮らし始めたような形態をしています。
たまに泳ごうと肢をばたばたさせても、立派な体は遅々としか前へ進みません。
甲虫(コウチュウ)目のゲンゴロウたちは後肢で強力な推進力を得られますが、
タガメはまるで「まちがえて水に落ちたバッタ」に毛が生えたような泳ぎしかできません。

しかしタガメには奥の手があって、もがくのをぱったりと止めるとぷかりと水面に浮かぶのです。
呼吸を整えて、再度泳ぐ ... というより、なーんか肢にひっかかってしがみつけないかな、という感じでまた肢をばたばたさせます。

事前に調べた、タガメの飼育での注意点として、タガメは溺れるということがありました。
もし補食後で満腹だと、体重が重くなって、奥の手の「ぷっかり浮かぶ」ことができないのであります。
横たわるタガ夫の姿に信じられない思いを抱きつつ、まっさきにタガ夫のお腹を確認したのはそのためです。
少なくとも、補食による体重増加で溺れたのではないことはわかりました。
けど、タガ夫の死因はなおさら謎が深まるばかり。

ごめんね、タガ夫。
一昨日も日光浴していて、まだ余命はあったはずなのに、私がなにか事故の可能性を見逃してたんだよね。

タガ子とともに小学校で過ごしていたあいだ、何人もの子どもたちが水槽の前に釘付けになっていたそうです。
学校の先生方は手書きでタガメの解説リーフレットをつくり、水槽の前に貼ってくださいました。
タガメの生態が紹介された書籍を買ってきて、子どもたちが読めるように水槽の横に置いてありました。
年配の女性の先生までもが「私、タガメにちょっと詳しくなっちゃったわ」と笑顔でおっしゃってました。
偶然テレビのチャンネルをまわしていたら、NHKの深夜番組でタガメの生態の番組を放映していて、
そのまま食い入るように見てしまったという女性の先生もいました。

タガ夫はとても幸せだったと思います。
飼われる生き物が、自然のなかで生きるのとどちらが幸せかということがよく論議されますが、
飼育個体でも、その個体の命がたくさんの人の心に自然の大切さを伝えることができれば、
その個体は、私は幸せな人生だったと思っています。

タガ夫、ありがとう。



「死んじゃったんですかー。残念でしたね。標本にしたいのでもらえますか?ふつーに乾燥させると脂が浮いて標本が真っ黒になっちゃうらしいんですよ。手間なしブライトで脂抜きしといてもらえます?」

蛾LOVEさん。。。

悲しみに暮れる飼い主に、それ言うか (^_^;)

Test ♯979 Aqua festivities タガメちゃん日記 2009はこちら
Test ♯961 Aqua festivities タガメちゃん日記 2009はこちら
Test ♯947.03 Aqua festivities タガメちゃん日記 2008はこちら
Test ♯947.01 Aqua festivities タガメちゃん日記 2008はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-26 23:24 | 自宅にて
2009年 03月 25日

Test ♯981 イノシシ 2009

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「イノシシの親子 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

仕事で神戸に行ってきました。
日帰りとはいえ、せっかくなので新幹線をギリまで遅らせて新神戸駅周辺を軽く歩いてみました。
もしかしたら、名物が見れるかな ... と思っていたら、ホントに間近で見れました。
イノシシであります。

イノシシが名物?と思われる方も多いと思いますが、
もともと神戸は港のすぐ背後に六甲山系があり、自然豊かな地なのであります。
でもイノシシがいるだけなら東京都の町田市にだっています。ウチの近所の山にもいます。
神戸の違うところは、イノシシが人慣れしていて野良ネコのように市街地まで出て来ちゃうんであります。

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「立派に育った仔イノシシ 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

イノシシはけっこう神経質で、周囲で生息していてもそうそう人前には出てきません。
しかし神戸のイノシシはそばに人がいても、危険を感じない範囲であれば逃走しない傾向があるようなのです。
私がはじめて神戸のイノシシのことを耳にしたのはいつくらいだったけな。10年以上前だったんじゃないかな。
高級住宅街の芦屋の町中を闊歩するイノシシが急に増えたというものでした。
その後、動物写真家の宮崎学氏が撮影し発表していました。
そこには街角のネコのごとく、夜間の住宅地を平然と活動するイノシシの姿がありました。
そんなわけで、四つ足ケモノも守備範囲としている私にとっては、
神戸といえば異人館より「ぼっかけ」より、なんてったってイノシシなんであります。

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「神戸の夜景と仔イノシシ 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

とはいえ、新幹線を遅らせてちょいと駅周辺を歩いたところで出会えるほどアマくはないよなぁ
なんて思っていたら、いた。ホントにいた。親子でいた。すぐ近くにいた。
私が近くにいることはもちろんのこと、フラッシュの撮影も気にもならない様子で、むしろどんどん接近してきます。

真神ゆ、大興奮。( ̄ε=‥=з ̄) フンガー

子どもの方はすでに「ウリ坊」を卒業し大人並みに成長していますが、まだわずかに幼さをのこしています。
通常だったら親子連れのイノシシなんて危なくって近づけませんが、
散策路に柵があり、ブッシュ大統領に投げられた靴が楽勝で届くくらいの距離まで大接近であります。

私が夢中で撮影していると、帰り際らしきサラリーマンが通り過ぎつつ、
「なに撮ってんのやろ」
「あぁ、あれや、イノシシやろ」

... それだけで会話済んじゃうですか (;^_^A アセアセ・・・

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「イノシシの匂いつけ?」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

なかば新幹線のことを忘れ観察していたら、仔イノシシのほうが桜の張り出した根に首をこすりつけています。
最初は痒いのかなと思いましたが、まず首の右側を、ついで左側をこすり、
そのまま歩き去ってゆきましたので、匂いつけの行動だったんじゃないかと感じています。

神戸の市街地イノシシが増えたのは、まず地理的に市街地とイノシシの生息地が接近していること、
市街地には餌となるゴミがあること、そしてやはり餌づけなんでしょうね。
神戸市は「神戸市いのししの出没及びいのししからの危害の防止に関する条例」を
2002年5月1日から施行していますが、
規制区域内ではイノシシの食物となる可能性のある廃棄物をみだりに捨てること、
生ゴミ等の放置の禁止はもちろん、
餌づけなどの禁止も重要な項目と位置づけています。

だいたいサルでもキツネでも、人を恐れない個体が出てくるのは餌づけです。
バードウォッチングでは庭に餌台を置いて野鳥を呼んでみましょうという書籍が出てるくらいですから、
相手が野良ネコでもイノシシでもサルでもキツネでも、餌をあげたくなる気持ちはわかるのですが、
これは結果的には相手の生き物にはメリットは少ないので、生き物への善意だとは考えない方がよいです。
現状では観察するうえでの一時的な手段、というのが妥当なところではないでしょうか。
タンチョウなど餌づけで種が救われた例もありますけど、
基本的に野生動物が必要なのは餌ではなく、彼らが繁殖し世代をつないでゆける環境を増やすことです。
環境が整えば、彼らの餌は自然がちゃんと用意してくれるのですから。



Test ♯977 ヒレンジャク 2009を更新しました。

A Happy New Year☆2007「Warthog(イボイノシシ)」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-25 02:50 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2009年 03月 24日

Test ♯980 アトジロエダシャク 2009

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「アトジロエダシャクの交尾 2009 Spring」
Nikon D300/Nikon D70/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ(D70)/Photoshop CS2

いやぁー、ネタばっかりたまってます。
更新がんばらねば。

Test ♯976 ヤマアカガエル 2009を更新しました。
同じく放置中のヒレンジャクも更新しなくちゃ(>▽<;; アセアセ

今日のアトジロエダシャクはこのブログ初登場、3月14日にトギレ狙いで雑木林に行ったときに出会ったペアです。
トギレエダシャクは冬尺蛾ですが、アトジロエダシャクは春に羽化してくる蛾。
関東近郊では、だいたい3月中旬前後から4月初めくらいまで、標高を上げれば4月の中旬過ぎでも出会える種です。
昼間見るとふつうの色彩なんですけど、フラッシュや白色LEDで撮影すると、
翅がなぜか蛍光色のようなコバルトブルーに輝いて写るのが不思議。
んー、構造色がからんでるのかな。

いつもは白色LEDを使用することが多いのですが、この日は風があってLEDではぶれぶれになってしまいます。
どうしたもんかなと考えて、D300で長時間露光してる間にD70の内蔵ストロボを光らせて撮影しました。
ストロボの瞬間的な光でブレは防げたけど、長時間露光中にズームレンズが、
鏡胴の重みでずるずると望遠側から広角側へと変化したせいで、枝の影がえらく不自然に写ってますねσ(^_^;)
ズームリングをテープで固定しないとダメだなこりゃ。

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「アトジロエダシャクの交尾 2009 Spring」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

こちらは同日見つけた別のペア。
1組目より位置が低くて撮りやすいけど、夫婦そろって翅を閉じてしまって翅の表面の柄が撮れません ... 。
遊歩道をジョギングしてゆく人が怪訝そうな眼差しでこちらを一瞥し走り去ってゆきます。

ふっ。。。

その程度はもはや慣れっこですだ ゚゚゚゚゚-y(^。^)。o0○ プハァー

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「アトジロエダシャクの交尾 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

気に入ったシチュエーションがあると、長々と撮影するのが私の悪いクセ。
このペアだけであれこれと30カット以上、1カットにだいたい30秒かかりますから、
30×30=900秒(15分)。
そのうえ、あーしたりこーしたり、なんだかんだで40分間格闘してました。
一寸野虫さん、いつも待ちぼうけさせてしまってすみません ... <(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-24 22:53 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2009年 03月 23日

Test ♯979 Aqua festivities タガメちゃん日記 2009

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「補食を再開したタガ子」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

まもなく春休みになるので、17日に小学校から帰宅したタガ夫とタガ子。
学校では気温の低い廊下にいましたが、我が家に帰宅して水温が上がったため、
帰宅した晩にすぐタガ子がウシガエルのオタマジャクシを1匹補食しました。
やっぱりお腹空いてたのね(^▽^;)

オタマを1匹しか入れてなかったので、1匹補充したら、補充した晩にそのオタマも補食。
あわてて小金を2匹追加しました。
で、洗濯物してふとケースを見ると、真っ昼間だというのに、さっき入れた小金をもう補食しています。

おまえ、いきなりそんなに食べて大丈夫なんかい。・・・(゚_゚i)タラー・・・

基本的に夜間に補食することが多いので、こんな白昼堂々、食事風景を見られる機会はそうないであります。
というわけで急いでカメラをもってきて撮りました。
ガラス水槽ではなくプラスチックのいわゆる「虫かご」で、しかも過去にノコギリの幼虫が齧った跡がつきまくりなので、
リアルな生態写真と見まごうような写真にはなりませんけど、日記だからノープロブレムであります。

タガ夫はといえば、補食する気配もなく、あいかわらず日光浴しています。
このとき、タガ夫も撮っておけばよかったと後悔することになるとは思いもよりませんでした。

Test ♯961 Aqua festivities タガメちゃん日記 2009はこちら
Test ♯947.03 Aqua festivities タガメちゃん日記 2008はこちら
Test ♯947.01 Aqua festivities タガメちゃん日記 2008はこちら
Test ♯860 Aqua festivities タイコウチはこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-23 22:50 | 自宅にて
2009年 03月 22日

Test ♯978 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax ミヤマセセリ 2009

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「ミヤマセセリ 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

金曜日は、自宅の玄関先でツバメがさえずっていました。
ああ、もう渡ってきたんですねー。
毎年、こんなに早かったっけ?

さて、昨年9月のキバネセセリ以来のSkippers Maniaxであります。

土曜日はDX−9さんとニホンセセリモドキを求めて山中を徘徊しておりました。
私はまだニホンセセリモドキの実物とお会いしたことないのですが、
ネットなどで画像を拝見するかぎり、ミヤマセセリにとてもよく似ています。

似ている、だけでは擬態と断言できませんけど、黄色い斑紋が後翅にだけあったり、
あまりに似すぎの両者。
どっちが似せてるのかわかりませんけど、どちらの立場で考えても、
あまり擬態する意味がなさそうに思えるのは私だけかしら。
ということは、別々に保護色を追い求めていったら、そっくりさんになっちゃった、ということなのかな。

アゲハモドキはジャコウアゲハに擬態してますけど、これはたぶんジャコウアゲハが毒蝶だからですよね。
ではミヤマセセリも毒もってるのかな。
ネットで調べてみたけど、ミヤマセセリはコナラ系を食草としているので、どうもそれらしき記事は見あたらず。
では逆はどうだろう。
ダイレクトにニホンセセリモドキで検索しても、毒をもっている(もしくは天敵が補食しても不味い)らしいという内容には巡りあえず。
ところが、ニホンセセリモドキが食草としているクマツヅラ科だと、毒草であるということがひかかってきました。

「みんなで〜」には、ニホンセセリモドキの食草として、クマツヅラ科の以下の種が記載されています。それぞれをネットで調べてみると、

ムラサキシキブ:用法によって毒として作用する成分があり、それを利用し薬用として寄生性皮膚病に、生の葉をすり潰して絞った汁を患部に塗るという療法があるそうです。
ヤブムラサキ、コムラサキ:毒をもつとか薬用にするという内容は見つからないものの、ムラサキシキブと近縁なので、多少なりとも「不味さ成分」は持ってるかも。

うーむ。
これだでは断言できませんけど、なんとなくミヤマセセリのほうが、
「食べると不味いニホンセセリモドキ」に擬態してそうな気がしますですね。
はたして真実はいかに。

ところで土曜日は、けっきょくニホンセセリモドキには出会えず、ミヤマセセリ1♂、コツバメ1、
ヒオドシチョウ1、アカタテハ2、ルリタテハ10前後、キタテハ1、テングチョウ多数、
蝶以外ではビロードツリアブも多数出ていました。


Test ♯944 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax キバネセセリ 2008はこちら
Test ♯941 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax タカネキマダラセセリ 2008はこちら
Test ♯884 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax ミヤマチャバネセセリ 2008はこちら
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Test ♯174 「ギンイチモンジセセリ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-22 22:32 | 近隣の水系
2009年 03月 18日

Test ♯977 ヒレンジャク 2009

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「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

まもなく小学校が春休みになるので、タガメちゃんペアが昨日帰宅いたしました。
元気であります。

さてさて、フチグロが気になって近所の河原に降りてみれば、わずかに1♂が飛ぶのみ。
うーん、大丈夫なのかなぁ。
白くて小さな飛翔物体を見逃さぬよう目を凝らしていると、聞き慣れぬ鳴き声が。
最近は虫ばかり追っかけてるとはいえ、鳥屋としての聴覚はなんとか機能しております。

がしかしこの声、過去に聞いたことないような。
ヒーというかシーというか、ヒリリリというかシュリリリというか。
ん?ヒリリリリリ??
冴えのない私のあたまが瞬間的にはじき出した回答は「レンジャクじゃん??」
声の方向をがばっと見る!
前方樹上にムクドリが丸まると太ってちょい縦長にしたような複数の鳥影確認。
わ。ホントにレンジャクだ。
急いで望遠レンズを向けてみる。ピントがあわない。。。

しまった、中間リングつけてるんだっけ。オイオイ・・ (;´д`)ノ

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「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

小学生の頃から昆虫少年時代をすっとばしてバードウォッチングをやってるワケですが、
私には、激レアというほどではないのになぜか出会えない種がいくつかあります。
たとえばアトリだったりニュウナイスズメだったり。
そしてレンジャクも縁のないまま41歳になってしまったのでございます。

レンジャクにはヒレンジャクとキレンジャクがいます。
緋レンジャクと黄レンジャクと表現したほうがわかりやすいかも。
いちばん区別しやすいのは尾羽の先端の色。緋色ならヒレンジャク、黄色ならキレンジャクです。
鳴き声ではたぶん区別つかないんじゃないかな。

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「ヒレンジャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

よもや自宅近所で、しかもフチグロさがしてるときに遭遇するとは夢にも思わず、望遠レンズは70-200mmだけ。
それでも肉眼よりは、とくに逆光気味の場合でも尾羽の色まで識別できるので助かります。
あっち行っては戻りするので正確な数がわかりませんけど、10〜12羽くらいの群れのようです。
キレンジャクが混じってないかなと注意してみましたけど、視界にはいったのはヒレンジャクのみでした。

よく河原でお会いするバードウォッチャーのK氏は、同日午前中は上流のポイントで、
午後は近所の河原にいらして、ともにヒレンジャクを確認されたそうです。
(私は午前中だけでしたので、K氏とはすれ違いでした。)
ちょうど渡りのピークが通り過ぎて行ったのでしょうねー。

いやー、ラッキーというかなんというか、
中間リングつけてて目の前に枝に飛来してたのに撮れなかったり、

鳥と虫ってつくづく、両立しないものなのね。(ノ_-;)ハア…
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-18 22:52 | 近所の河原
2009年 03月 15日

Test ♯976 ヤマアカガエル 2009

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「ヤマアカガエルの卵 2009 Spring」OLYMPUS C-5050z/PT-015/Photoshop CS2

今年も日本固有種、ヤマアカガエルの恋の季節がやってきました。
成体にはなかなか出会えませんが、近所の河原ではいつも同じ水たまりに産卵しています。
ほかの一等地はウシガエルなどが陣取ってるので、小さいヤマアカガエルには、
この浅い水たまりしか選択肢がないのかもしれません。

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「ヤマアカガエルのオタマジャクシ 2009 Spring」OLYMPUS C-5050z/PT-015/Photoshop CS2

今年は水たまりが、いつもよりさらに水深が浅い気がします。大丈夫かな、干上がんないかな。
卵塊の数は昨年よりかなり少なめ。
まだこれから増えてくれるとよいのだけど、すでにふ化してオタマになってる個体も多いので、
あまり期待はできなさそうです ... 。

例年より浅いうえに、水たまりの底は腐葉土が積もっているので、カメラを水に降ろすだけで
腐葉土の塵が舞いあがり濁ってしまいます。
水が澄むまでじっとがまん。
そのあいだに撮影できそうな個体をさがして、レンズをそろーりそろーりと近づけてゆきます。
デジカメのモニターはすでに泥で見えず、ノーファインダーで、どんなふうに写るかは勘に頼るしかありません。

偶然、反水面写真が撮れたけど、ううぅーんσ(^_^;)
顔が切れてる ... 。難しいでありますねー。

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「ヤマアカガエルのオタマジャクシ 2009 Spring」OLYMPUS C-5050z/PT-015/Photoshop CS2

オタマがたくさんたむろしているところにレンズを向けてみました。
なぜかいっせいに底の泥に潜ろうとするオタマたち。
あうー、せっかく水が澄んだのに、泥巻き上げないでくれぇぇー。
大丈夫だって、撮影するだけでタガメの餌になんかしないってば(^▽^;)

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「ヤマアカガエルのオタマジャクシ 2009 Spring」OLYMPUS C-5050z/PT-015/Photoshop CS2

ここにたむろってる数十匹は、たぶん同じ卵塊からふ化した兄弟たちなのでしょうけど、
ずいぶん成長の度合いに差がありますね。初期はこの程度の差はどうってことないのかな。

産卵風景もぜひ観察してみたいけど、敏感だから難しいだろうなぁ。
日中からブラインド張って夜まで息潜めてれば見れるかな。
う、トイレにも行けなさそうだ ... ∥wc∥ ヾ(^ ^ゞ =з =з =зトイレッ!

Test ♯872 ヤマアカガエル 2008はこちら
Test ♯803 ヤマアカガエルはこちら
Test ♯796 オオイヌノフグリ「ヤマアカガエルの卵塊、その後」はこちら
Test ♯786 ヤマアカガエルはこちら
Test ♯387「ヤマアカガエルの卵」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-15 22:38 | 近所の河原
2009年 03月 13日

Irregular serial ♯28 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その3)

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「フチグロトゲエダシャクの交尾 2009 Spring」
MINOLTA α9xi/A50mmF2.8Macro(I)/Fujifilm PRO400 New/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

話が前後いたしますが、7日の土曜日はトギレの前に近所の河原でフチグロ探しをいたしました。
トギレが先になったのは、フチグロをフイルムで撮影したので、
現像ができあがるまで画像を掲載できなかったのであります。

一昨日にようやく2♂を確認できましたので、今日はそこそこ数が見れるのではないかと
期待をこめてフチグロの姿をさがします。
結果、交尾1ペアを確認することができました。

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「フチグロトゲエダシャクの♀ 2009 Spring」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

でも、一昨年までの♂の乱舞がウソのような個体数の少なさです。
昨年も少なかったけど、今年はさらに激減しているように感じます。
はたしてこれは、ピークがこれからなのか、それともなにかの要因で生息数に打撃があったのか、
なんとも気になるところであります。
逆に、もともと近所の河原ではこの程度の数で細々と累代していたのが、
たまたま一昨年とその前の年は大当たりだったのかもしれません。
とにもかくにも、数は少ないながらかろうじて次世代へは繋がっているようです。

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「産卵するフチグロトゲエダシャクの♀ 2009 Spring」
MINOLTA α9xi/A50mmF2.8Macro(I)/Fujifilm PRO400 New/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

フチグロの♂には、2パターンの飛翔活動があるように思えます。
1つは休息中に♀のフェロモンを感知して、一目散に飛んでゆくタイプ。
フチグロは昼行性で目が良いので、フェロモンの方向にすーっと飛んで行って、
♀の姿を視認するとストンと落ちて♀をハグします。
♀がちょっと薮のなかで見つかりにくい位置だと、匂いを頼りに右往左往することもありますが、
クロテンの♂が、♀がすぐ横にいるのになかなか発見できずに長時間あたふたしているのと比べ、
はるかに短時間で♀にたどり着きます。

もうひとつは、♀の匂いが感じられず、かといってライバルも多いときに、
草原上をぶっ飛んで我先に♀を探し出そうという飛翔です。
今年はこのぶっ飛びがぜんぜん見られませんでした。

近所のフチグロ定点観測も、そろそろ新しい視点で観察すべき時期にきているのかなぁと感じる、
今シーズンなのでありました。


Irregular serial ♯27 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その2)はこちら
Irregular serial ♯26 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その1)はこちら
Irregular serial ♯25 埼玉フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-13 23:10 | Irregular serial