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2009年 02月 27日

更新のお知らせ

10月19日分の過去ネタをアップしました。

→Test ♯947.04 ミノウスバ 2008はこちら

今日は神奈川県は雪であります。
積雪まではいかないけど、いかにも雪!って感じで降ってるのはこの冬はじめてかも。

明日は地元のフチグロトゲを確認しに行ってきます。
あぁ、仕事も納品のための画像調整作業しなきゃ。
まいどまいど、Coming soon ... って「いま更新しろよ!」という感じですが、
あれこれ追われてるとあっというまに日が経ってしまうので、
自分自身に対してのリマインドとしてやっておりますですm(_ _)m

iBook G3 の調子が悪いのも響いていて、
PowerBookG4で仕事の作業はじめちゃうとネットを見る余裕がありません。

そういえばナショジオのサイトのニュースで見ましたけど、
深海魚のデメニギスの写真、あれすごいなぁ。
映画にいろいろモンスターが出てくるけど、デメニギスなど見てると、
ホント、自然は人間の空想を超えてると思いますですよ。
それが面白くて自然科学趣味やってるんですけど。
実物見てみたいなぁ。

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by Faunas_and_Floras | 2009-02-27 15:19
2009年 02月 25日

Test ♯970 フサヒゲオビキリガ 2009

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「フサヒゲオビキリガ 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/白色LED/Nikon Capture NX/Photoshop CS2

フユシャクをさがして公園を歩いていたら、一寸野虫さんがキリガを発見。
この時期、糖蜜をするとキリガが飛来しますけど、
こうして自然に佇んでいるところには私はあまり出会う機会がありません。

夜になるとフユシャクもキリガもたくさん飛び始めますけど、
昼間はいったいどこに隠れてるんでしょう。
鳥に見つかったらアウトですから、人間ごときに発見されてたまるかい、という隠れ方してるんでしょうけど、
そう考えるとキノカワガはよっぽど擬態に自信があるっちゅーことですね(^▽^;)

成虫越冬組のキリガは蜜の匂いがすれば雪の中でも飛んでくることがあります。
もちろん暖かい日ほど飛来数は増えますので、雪の中飛んでくる個体はよっぽど腹減らしてたんでしょうけど、
多くの成虫越冬する虫が春まで休眠するなか、飛べるほどに寒さに強いキリガでも、
フユシャクのように「冬に繁殖しちゃえ」とまでは思っていないのかな。
そういえばATSさんが冬でも交尾してるキリガを撮影されています。
そのあと、♀が産卵まで至るのか興味ありますです。

でもそれ以前に、キリガの交尾なんて見たことないです。
うらやましいであります。

Test ♯788 フサヒゲオビキリガはこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-25 23:16 | そのほかの水系
2009年 02月 24日

更新のお知らせ

7月15日分の過去ネタをアップしました。

→Test ♯910.01 てふてふ捜索隊 クロミドリシジミ 2008はこちら

え、いまさら7月のネタかって!?
まぁ、そうおっしゃらずに(;´▽`A``

オオイチモンジとかミノウスバとかネタはあるんですよ、
更新が追いついていないだけで。。。

そういえば、そろそろチャオビもシーズンですねぇ。
フユシャクではまだあとフタマタやウスシモフリもこれからが勝負であります。

かと思えば、もうあとちょっとで3月、
いよいよ蛾以外のスプリングエフェメラルたちも始動してきます。

ひー 。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

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検索ワードはフチグロがダントツに数を伸ばしていて、今日現在、64件です。
第2位は「アカミミガメ」で10件。
すごい差だなぁ。。。
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-24 14:18
2009年 02月 21日

Irregular serial ♯25 埼玉フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009

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「埼玉県産フチグロトゲエダシャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/EF-S10-22mm USM/トリミング/Photoshop CS2

1981年以来、確認報告がなかった埼玉県のフチグロトゲエダシャク。
埼玉県レッドデータ2008年版では「絶滅危惧I類」になっています。
これより上のランクは「絶滅」と「野生絶滅」のふたつだけ。
まさに崖っぷち、後が無い状況なのが「絶滅危惧I類」なのであります。

一方で、埼玉県に限らずフチグロの新産地発見の報はなかなかありません。
草原性の種ですから「絶滅危惧I類」なのは確かであると同時に、「情報不足」カテゴリーにも
あてはまるのが、フチグロトゲエダシャクの現状ではないかと感じています。

新産地を探すくらいなら素人の私にもできるんじゃあるまいか、と思って、
昨年は荒川の一部を探してみましたが、みごとに玉砕。
うーん、やっぱり埼玉にはフチグロはいないのかしら ... と思っていたところ、
夢見ぬ蝶愛好家の部屋のふかし氏が2008年3月1日に埼玉県内でフチグロを確認されたとの情報を聞きました。

さっそく、ふかし氏に連絡をとり詳細を聞かせていただくとともに、
蛾類学会ならびにフユシャク研究の第一人者である中島秀雄先生への報告の許諾をいただきました。
チーカナには、がんもさん、蛾LOVEさん、シノブさんと3名の学会員がおりますので、
たとえ自分たちの発見でなくとも、学術的に価値のあることについて橋渡しすることも役割のひとつだと思っていますです。
昨年中に蛾類学会で、埼玉県内でふかし氏により27年ぶりに再確認されたことをプレゼン発表し、
現在も、がんもさんと蛾LOVEさんに文書での発表の準備を進めていただいておりますです。

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「埼玉県産フチグロトゲエダシャク 2009 Spring」
Canon EOS Kiss Digital X/Canon Macro Photo Lens 35mmF2.8/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

ふかし氏の偉業を知ったのはすでにフチグロのシーズンが終わったあとでしたので、
今年、満を持して埼玉県産フチグロを見に行ってきました。
今回は故郷・埼玉のトンボのMatszさん親子、狭山市の自然のATSさん、なんとなーく昆虫撮影の川北和倫さんにお声をおかけしました。
3人とも埼玉県を中心に精力的にフィールドに出ている方々です。
そしてチーカナはシノブさんと私が参加しました。

最近はDNAバーコードなど、最新機器を導入して行う研究がさかんになり、
アマチュアの入る余地がないと悲観する意見がありますが、私は違うと思っていますです。
高額な機器を使用する研究は、それらを導入できる組織にやってもらえばよいわけで、
たとえば新生息地の発見などは地元に密着したアマチュアが断然有利であります。
今回も、Matszさん、ATSさん、川北さんにフチグロの環境を見ていただいて、
埼玉県内の新たなフチグロポイント発見につながるといいなと思っています。

さて朝10時に集合しポイントに行って驚いたのは、私が知る神奈川県内のポイントとまったく環境が違うことでした。

正直、

え!ホントにここにフチグロがいるの!?

と思ってしまいました。

でも数日前に川北さんが偵察し♂が飛ぶ姿を見ているので、フチグロが棲息しているのは間違いありません。
小学生のGanakoちゃんを先頭に、20代、30代、そして40代オーバーの面々が目を凝らしてフチグロを探しながら歩を進めます。
ここで圧倒的なフチグロ発見能力を発揮したのがシノブさんでした。

いた!!!!!!

と叫ぶと同時に、斜面だろうがなんだろうが猛ダッシュしてフチグロを追いかけます。

すごい。。。
シノブさんがこんな無駄のない俊敏な動きしてるのはじめて見た。

前の晩のテレビの深夜番組で
ジャニーズのV6相手に大立ち回りしてきた
同一人物とは思えない
Σ(゚д゚;)

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「産卵する埼玉県産フチグロトゲエダシャクの♀ 2009 Spring」
Nikon D300/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

しかし北風が強いせいか、飛んでもかなり低いところを蛇行してゆくのですぐに見失ってしまいます。
ウチの近所の河原だと、私の背より高い位置をぶっ飛んでいくこともしばしばあるんですけどねー。
これじゃ撮影は無理かなぁと思い始めていたときでした。
川北さんが♂を見つけ追ってゆくと、ひょいと草地に着地しました。
そこにいたのはフチグロの♀。
「おおっ、交尾だあー O(≧▽≦)O ワーイ♪」

一気にテンションがあがる捜索隊メンバー。
交尾が解除されたあともしばらく♂は飛び去ることなく、シノブさんの指にのっかるサービスぶり。
フチグロの♀は交尾後すぐに産卵を開始するので、みんなで産卵の様子を観察しました。

ところで今回、シノブさんにはフチグロの採集・標本作製をお願いしました。
小学生のGanakoちゃんは「どうして捕まえちゃうの?写真じゃダメなの?」と不思議そうでしたが、
標本を残すことには学術的にとても重要な意味があります。
一例ですが、先に述べたDNAバーコードで調査するにはサンプルが必要になります。
この場合、写真だけではどうにもなりません。

がしかし、学術的な意味合いでの採集と「タコ獲り」は区別されなくてはならないと思います。
したがって

獲らせません、産むまでは。

というわけで♀が産卵しているあいだ、じーっと待機。
フチグロの♀は飛べないとはいえ、歩行での移動能力が高いので、
とにかく間近で目を離さないようにしていないともう二度と見つかりません。

2時間経過。

ずっと「待て」だったポチ犬シノブさんに1♂1♀を採集してもらい、
産卵された枝を茂みの奥に移動させて、
埼玉フチグロ捜索隊は無事に終了したのでありました。

Matszさん、ATSさん、川北さん、シノブさん、お疲れさまでした♪
また、貴重な情報を快く提供くださった、ふかし氏に厚くお礼申しあげます。
ありがとうございました☆

Irregular serial ♯21 フチグロトゲエダシャク捜索隊2008(その4)はこちら
Irregular serial ♯20 フチグロトゲエダシャク捜索隊2008(その3)はこちら
Irregular serial ♯19 フチグロトゲエダシャク捜索隊2008(その2)はこちら
Irregular serial ♯18 フチグロトゲエダシャク捜索隊2008(その1)はこちら
フチグロトゲエダシャク捜索隊2007(2007.3.6)はこちら
フチグロトゲエダシャク捜索隊2007(2007.2.25)はこちら
Test ♯125「フチグロトゲエダシャクの交尾」はこちら
Test ♯124「フチグロトゲエダシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-21 21:19 | Irregular serial
2009年 02月 18日

Test ♯969 ヒロバフユエダシャク 2009

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「ヒロバフユエダシャク 2008-2009 Winter」
Canon EOS Kiss Digital X/EF-S10-22mm USM/Photoshop CS2

今月は、このブログの検索キーワード第1位をフチグロが独走しています。
日々件数が増えて本日現在、33件。
1位を独走 ... といっても、細々やってるこのブログでは件数自体はそんなものであります(^▽^;)

では第2位はというと、今日のこのヒロバフユエダシャクなのであります。
フチグロとくらべぐっと少ない7件ですが、第9位のコカブトムシ3件よりは多いであります。
ちなみに第10位にハゲワシが入っています。
これがこのブログの特徴かな(笑)

で、検索してクリックしたら「蛾がちっこくしか写ってない画像」ばかりで、
申し訳ないですσ(^_^;)アセアセ...

ためしにgoogleでヒロバフユエダシャクを検索すると、いきなり出てくるのは
「もしかして: シロフフユエダシャク 上位 2 件の検索結果」。

おぉぅ、芸がこまかい。

関東地方ではシロフフユエダシャクとヒロバフユエダシャクが混生しているところが多いです。
でも時期が若干ズレていて、関東平地では先にシロフフユエダシャクが出てきます。
とはいえズレているといってもせいぜい数週間からひと月あるかないかですし、
シロフのほうが成虫が見られる期間が長く、ヒロバが出てきた後もシロフは数が多くいます。
しかも場所によってはヒロバフユエダシャクが早めに出てくるので、
写真に撮ってどっちかな?と判別を試みると迷うケースが多いのではないかと思います。
ヒロバのほうがはっきりと一回り大きいので、
たとえばトイレなんかで両方がいれば見てすぐ区別できるんですけど、
マンションの共有廊下なんかにぽつんと1頭いた場合はたしかに悩むと思います。

これに輪をかけていぢわるなのがシロフの体色個体差で、白っぽいのから黒っぽいのまで、
そしてヒロバそっくりの奴までいるんでありますね。

蛾の場合、さらに鱗粉がスレて模様が薄くなっちゃってたりしますから、
こうなるとよほどの上級者でもないかぎり、画像だけでの判別は難しいであります。

頭から翅の先までのラインがヒロバフユエダシャクではやや外側にカーブしていて ... 云々なんて、
たまたま「お、こんな真冬なのに蛾がいる」と興味を持たれた方には難解ですもの。
もっと楽に判別できるポイントがあればよいのですけどねー。

もちろん、蛾は日本だけで6,000種以上もいますから、シロフかヒロバか、よりもーっと判別困難なケースが多々あります。
でも、車に興味のない人がフェラーリかランボルギーニかよくわからないより、
ガンダムに詳しくない人がガンダムOOとガンダムWが区別がつかないより、
ザ・たっちのどちらが「たくや」でどっちが「かずや」かわからないより、
はな紙とちり紙のちがいがわからないよりは、
シロフとヒロバを即断で区別するほうが難しいので安心してください☆

大事なことは、興味をもったらまず自分で調べてみるということ。
その結果、結論が出ないこともありますけど、
でもそこから蛾や自然に興味をもってくれる人が増えたらとてもうれしいです♪

少なくとも「かぜ薬の飲み過ぎ」よりは地球のためになります(笑)

Test ♯806 ヒロバフユエダシャクはこちら
Test ♯963 シロフフユエダシャク 2009はこちら
Test ♯804 シロフフユエダシャクふたたびはこちら
Test ♯774 シロフフユエダシャク 2008はこちら
Test♯384「シロフフユエダシャク、ふたたび」はこちら
Test♯368「シロフフユエダシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-18 18:45 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2009年 02月 16日

Test ♯968 シモフリトゲエダシャク 2009

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「シモフリトゲエダシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

テレビの天気予報で、1月の平均気温が例年より1.5℃高かったと報じていました。
平均気温だから、毎日が例年よりプラス1.5℃なわけで、
1.5℃×31日=46.5℃ということになります。

これって何の計算かというと、昆虫が成長するうえで体内に記憶される積算温度です。
種によって異なるので、すべての種にこの単純計算があてはまるわけではないですけど、
体内で記録、蓄積していった毎日の温度の合計が
「羽化、レッツゴー!」の合格点に達すると成虫になります。
おそらく蛹越冬で早春に羽化するフユシャクは、
今年のこの「46.5℃」はかなり影響を受けたんじゃないかなと感じます。

だって2月になってから、のきなみフユシャク各種の出現タイミングが早いんだもの。
昨シーズンは逆に全般的に遅かったので、よけいに時機到来が早く感じられます。
え、もう出てきてるの!!??
ならよいのだけど、これが下手すると、
え、もう終わっちゃったの!!??また来年〜♪ですか??!!
という事態に陥ってしまひます。
これはシャレになりません。。。

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「シモフリトゲエダシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Nikon Capture NX/Photoshop CS2

冬尺蛾には今日のこの「シモフリトゲエダシャク」と「ウスシモフリトゲエダシャク」がおりまして、
わたしはいつもごっちゃになってしまいます。
せっかく覚えても、来年の今頃には忘れちゃってるんですよねσ(^_^;)アセアセ...

シモフリトゲエダシャクの♀は、冬尺蛾のなかでは最大級の大きさだそうで、
もしかしたらTest ♯106「クリオネ ... 」の♀はシモフリではないかという気がしております。

シモフリといいクロバネといい、♂はわりと見かけるんですけど、
♀や交尾シーンにはなかなか出会えません。
冬尺蛾コンプリートはなかなかに険しい道のりでございます。。。

Test ♯773「シモフリトゲエダシャク 2007-2008 Winter」はこちら
Test♯364「シモフリトゲエダシャク、ふたたび」はこちら
Test♯359「シモフリトゲエダシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-16 23:31 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2009年 02月 15日

Test ♯967 スジモンフユシャク捜索隊 2009

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「スジモンフユシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

土曜日は近所の河原にフチグロトゲの様子を見に行ってみました。
記録的な暖冬で、すでに関東地方でも各所でフチグロが出ていますが、
近所の河原では姿はなし。
毎年、他所とくらべてやや遅れ気味のポイントではあるのですが、
一昨年のゲリラ豪雨で氾濫したさい多量の砂で埋もれてしまい、
昨年は危機感を感じるほど数が少なくなっていました。
今年は回復してくれるとよいのですが ... 。

夜はモミ林へ移動し、スジモンフユシャクの定期観察であります。
スジモンは期間が短くてタイミングが難しいのですが、今年も無事に出会うことができました。
ちなみにこのカット、D300の7777枚目。
なんだけど、Photoshop CS2ではなぜかDSC_7961と表示されます。
しばらく前から、おかしいなと思ってはいたのだけど、なぜズレるのかは不明であります。
まぁ、写真の内容に不具合が起きてるわけぢゃないから、ファイル名が食い違うくらい
どうでもよかですけどねー。

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「スジモンフユシャク♀ 2008-2009 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

この日はほぼ19時に♀も発見できました。
昨年は21時近くでしたから、スジモンの♀の時間的なタイミングがいまいちよくわかりません。
モミの樹皮はえらいごつごつしていて歩きにくそうなのに、
スジモンの♀は長い肢をうまくつかって上へ上へと歩を進めます。
「メスいましたよ!」
一寸野虫さんとDX-9さんに声をかけ、ふたたび♀に視線を戻すと、

あれ、いない!?

焦ってよくよく見ると、ライトを警戒し歩くのをやめ、じっとしていたのでした。
うわー、すげー迷彩。
真上から撮影して、今度は真横からと移動すると、もう見つからない。
♀は同じ場所にじっとしたままなんですけど、
え?え?このへんだよね??と目を皿のようにしてやっと姿が判別できます。

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「スジモンフユシャク♀のお尻」(上のカットを部分トリミング)

横から撮影していたら、♀がお尻をもちあげ
コーリング気味のスタイルをしていることに気づきました。
お尻の先になにか白っぽいものが見えています。
画像を拡大してみると、なんだか毛がぽやぽやした器官が確認できます。
フチグロ♀は産卵管そのままみたいな器官をお尻から出しますが、
スジモンのこの器官は産卵管というより、
なんかフェロモンを放出するための機能器官に思えますねー。

さあこれで♂が来て交尾してくれれば♪と期待していたのですが、
ふと目をそらしたすきに、♀が消えました。
え?え?このへんだよね??と目を皿のようにしても、

いない。ホントにいない。

周囲を必死に探すも、とうとう♀は見つかりませんでした。
まるでキツネかタヌキに化かされた感じで、太いモミの幹をただぽかーんと見つめる晩でありました。

Test ♯802 スジモンフユシャク捜索隊 2008はこちら
スジモン捜索隊「スジモンフユシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-15 23:26 | そのほかの水系
2009年 02月 13日

更新のお知らせ

11月9日分の過去ネタをアップしました。

Test ♯948.01 てふてふ捜索隊 キタキチョウ 2008はこちら

今日は春一番だそうですが、早春の蛾が異様に早く出現しはじめていて
かなり焦ってますです。

取り急ぎ、明日は近所の河原のフチグロの状況を確認して、そのあとスジモンの様子も見てきます。

このブログの検索ワード今月の第1位は「フチグロトゲエダシャク」が独走で、日々件数が増えています。
ちなみに関東では2月10日にはすでにフチグロ発生が確認されておりますですよ。

なのに、せっかくの週末が春一番で大荒れ。
私も荒れよう。(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵ちゃぶ台返し!!
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-13 23:59
2009年 02月 12日

Test ♯966 キノコレ 2009

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「キノカワガ 2008-2009 Winter」
MINOLTA α9xi/A50mmF2.8Macro(I)/Fujifilm PRO400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

小学校に登校中のノコギリ大歯とタガメちゃんペアは、本日もともに元気だそうです。
ただノコ大歯はマットに潜り気味らしいので、さすがにちょっと寒いのかも。
ってゆうか、寒いよね(笑)。後食活動前なら越冬休眠してるべき季節だもの。
ウチのノコ小歯もマットに潜ってます。
昼間、暖かいと出てきてゼリーを食べてます。

本日のお題はキノカワガ。
この時期、林を歩いていると樹皮にぺたりとしているのを見かけます。
「木の皮蛾」だけあって、なかなかみごとな擬態でありますが、
たまに擬態になっていないこともあります(笑)。

というのも、キノカワガは体色に個体差がけっこうあるのであります。
だから、自分の体色にあった場所なら本領発揮ですけど、
白っぽい体色なのに濃いめの樹皮にいたりすると、もろバレなんていうことがあるのです。

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「キノカワガ 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

フユシャクをさがして樹皮を見ながら歩いていると、
目につくのはキノカワガばっかり、なんてことが多々あるので、
だんだん飽きてキノカワガがいてもついついスルーしてしまうのですが、
一寸野虫さんは丁寧に1頭づつ撮って、逆に彼らの個体差を楽しんでいます。
うーむ、まさに虫を楽しむ達人であります。

トウテツさんのブログ「きみと そこらでも」にも「キノコレ.09」という記事がありました。
ここにも達人が。
「キノコレ」、響きがいいですね♪
なんだか私も、今度からキノカワガがいたら全個体撮って、キノコレやりたい!
と思うようになりました。
ちなみに「蛾好き」とか「蛾屋」とよく表現されますけど、
トウテツさんにかかると「モスデレ」。
これまた響きがよくて的を得てますね (≧∇≦)b グー!
名コピーライターだなぁ。

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「キノカワガ 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

これは、ストロボ使ってないのにやけに明るく写りました。
下が舗装路なので、反射して照らされてたのかな。
キノカワガをよく見かけるといっても、こんな近距離で2頭いたのは初めて見ました。
ついでに寄生蜂かなにかの繭の抜け殻も写ってます。

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「キノカワガ 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

ネコの場合、体色を決めるのは3つの色の組み合わせです。白と黒と茶。
たまに突然変異のダイリュートもありますけど、
基本的にはドラネコもチャトラもミケも白と黒と茶の組み合わせです。

鱗翅目の場合、どうなんでしょうね。
イボタガのように芸術的な複雑な模様の種もいますけど、
遺伝子的には発現スイッチのオンオフでコントロールしてると思うんですよ。
地味な茶色単色の蛾よりカラフルな蛾のほうが遺伝子量を数倍多く持ってるとは思えません。
たぶんネコと同様に、蛾の基本色があって、その組み合わせや濃淡、構造色で差がついてるんだと思うのです。

ところで蛾の成虫で、よく後頭部がハゲてたりしますけど、
けっこう血色のよい濃い肌色〜という感じの地色が見えてたりします。
そういえばどの蛾でも、地色が青かったり緑色だったりというのは記憶がないですね。
ということは蛾の成虫の場合、体色はほぼ鱗粉のカラーリングで構成されてるのかな。
今年は、後頭部ハゲの蛾がいたらよく観察してみよっと♪

ハゲコレ。

A Happy New Year☆「キノカワガ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-12 21:46 | そのほかの水系
2009年 02月 11日

Test ♯965 フユシャクのメス捜索隊 2008-2009 Winter

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「フユシャクのメス 2008-2009 Winter」
MINOLTA α9xi/A28mmF2.8(I)/Fujifilm PRO400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

なんべん見ても、小さいであります。
相手が小さいなら、機材を駆使して大きく撮影してやろう!と最初のうちは思うのですが、
そのうち「小さいものを小さく撮る」ことのほうが難しいということに気づきました。

上の写真も、PCのモニターなら♀が確認できると思うのですが、
ケータイでご覧になった方だとはたして♀が見つかるかどうか ... (;^_^A

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「フユシャクのメス 2008-2009 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

フユシャクの♀はとても小さいです。
だから意識して探さないとなかなか見つかりません。
さらにクロテンやウスバ、ウスモンなどの♀は外見がそっくりさんなので、
顕微鏡でも使わないかぎり、現場では交尾している相手の♂を見ないと判別つきません。
だから今日の画像はあくまで「フユシャクのメス」であります。
フユシャクのどの種類かまでは、残念ながらわかりません。

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「フユシャクのメス 2008-2009 Winter」
Canon EOS Kiss Digital X/EF-S10-22mm USM/Photoshop CS2

公園でフユシャクの♀を撮っていると、小さいだけに通行人からは見えづらく、
「あの人は一生懸命、なにを撮っているんだろう。柵マニア?」
と思われているのが背中越しにひしひしと伝わってきますσ(^_^;)
しかも冬だから、よもや虫を撮影してるとは想像だにしていないことでしょう。

冬の公園では野鳥を撮る人、植物を撮る人など、いろいろな人がカメラを持っていますが、
そんななかで私たちは完璧に、

冬のソノ他。

Test ♯960 フユシャクのメス捜索隊 2008-2009 Winterはこちら
Test ♯959 フユシャクのメス捜索隊 2008-2009 Winterはこちら
Test ♯782 フユシャクのメス捜索隊はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-02-11 19:22 | そのほかの水系