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2007年 08月 31日

Test ♯623 橋の上の物語 2

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「ナナフシ、仁王立ち」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

夜の虫に出会うには、灯りに集う習性を利用する方法が効果的です。
山奥など、近くに人工の灯りがない場所でライトトラップを組上げる方法がいちばんレアな種に出会える可能性が高いですが、外灯を巡ってゆくだけでもかなりたくさんの虫たちと出会うことができます。
外灯には、道路の街灯のほかに自販機やトイレも含まれます。そして山あいにある橋も、いろいろな種類の虫が訪れます。
この日、橋のうえで微動だにせず仁王立ちしていたのはナナフシ。早春に小さかった頃とくらべ、すっかり立派になりましたね(^ ^
でも、こんな路上で仁王立ちしてると車に踏まれてぺしゃんこになるぞ。

ナナフシを撮影していると、パトカーが来て真横で停止。う、くるか職質(汗)。
と、思いきや、数秒ですーっと去ってゆきました。まぁ、明らかに虫を撮影してるのがわかる状況ですから、「虫好きか」と察してくれたのでしょう。さすが山梨県警、理解があります。神奈川県警だと、ぜったいにこうはゆきません(^ ^;
もっとも深夜に徘徊してるこちらが疑わしいことしてるワケで、警察のみなさまは安全を守るために夜間もきちんとパトロールしているのであります。ありがたいことです。

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「コカマキリ、仁王立ち」(だと思う度60%)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

こちらも春にあんなに小さかったのがウソのように大きく立派に成長したカマキリであります。
橋のうえにはいろんな「餌」が飛来しますから、栄養状態はさぞかし良好なことでしょう(笑)。
前肢のカマに模様があるので、コカマキリだろうと判断しています。
虫には昼行性、夜行性がありますが、餌の状況にあわせて活動時間を昼にしたり夜にしたりするリゲインタイプも多いですね。正式にはなんて呼ぶんでしょう。昼夜行性、かな。

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「キイロゲンセイ」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

最近、ゲンセイという種がいることを知りました。ツチハンミョウなどに近い種族で、寄生して繁殖する点や体内にカンタリジンという毒をもつ点でも共通しています。図鑑で見て、へぇーなんて思っていたのですが、いざ実物と出会ったら「これってカミキリかな、ジョウカイボンかな?」(爆)
先輩方に尋ねたら、「これが先日話題になったゲンセイですよ。キイロゲンセイです」
いやー、疑わしきは撮っておくものです(^ ^;

Test ♯547 橋の上の物語はこちら♪
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-31 15:00 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2007年 08月 29日

Test ♯622 てふてふ捜索隊

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「エルタテハ」シータテハ
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12 II/Photoshop

エルタテハだと思い込んでおりましたが、両方ともシータテハと一寸野虫さんからご指摘をいただきました。あぅー、蝶の識別は微妙でムズカシいです ... 。むむむ、ということは私はまだエルタテハを撮影できていないということですね。まだチャンスあるかな ... 。

最初はなにかの略称だと思ってました。たとえばキタテハのうち、翅の模様が大文字の「L」に見えるのがエルタテハで、「C」に見えるのがシータテハといったニックネームみたいなものだとばかり思い込んでいたのであります。だからいろいろ写真を拝見していて、そんなに「L」かなぁ、「C」に見えるけどなぁ、ビタミンみたいだなぁ、なんて勝手に思っていたのでありますが、キタテハとは別種の、れっきとした蝶の一種だったんですね。

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「シータテハ」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

しかしよりによって「Cタテハ」、「Lタテハ」ですよ?!
C級品、Lサイズ。 ... 100円ショップに売ってそうだ。
もうちょっと名前のつけようはなかったのかなぁ。

「Oh! マイネーム イズ C.L.タテーハ!」
「欧米か!」
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-29 20:55 | そのほかの水系
2007年 08月 29日

aside ♯17

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「フィールドの不思議物体」KONICAMINOLTA DiMAGE X1/Photoshop CS2

ここ数日、ひさしぶりに夜の蛾をさがし回っていてブログの更新がすこし滞ってしまいました m( _ _ )m
もうすっかりあちこちでヤママユを見かけることが多くなりました。ヤママユが出てくると、あぁもう秋なんだなぁ、という感じがします。
ところで先日、コンパクトデジカメを中古で買ってきました。コニカミノルタのディマージュ X1です。夜蛾さがしのついでに、操作方法を練習中です。手ぶれ補正のアンチシェイクが、なんともビミョ〜な音と振動を発します(笑)。
けしてマクロに強い機種ではないのですが、さすがにヤママユくらい大きければ記録写真程度には撮影できるみたいですね(笑)

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「ヤママユ」KONICAMINOLTA DiMAGE X1/Photoshop CS2

コンパクトデジタルカメラには、屈曲光学系と呼ばれるレンズシステムを採用した機種があります。よく、電源をオンにするとジーとレンズがせり出してきて、さらにズームを望遠にするとジジジーとピノキオの鼻のようにレンズの長さが伸びてゆきますが、基本的に屈曲光学系ではそれがありません。(なかには、Panasonic のキミマロズームのように屈曲光学系ですがレンズが伸び縮みする機種もあります。)
街歩きでちょっと気になるものを撮影するとき、かさ張らなくてポケットにすんなり入るので、いずれ一台は欲しいなぁと思っていました。

すでにカメラ事業を撤退したメーカーの、しかも世代的には800万画素で2世代ほど古い機種ということになりますが、思い入れのあるコニカとミノルタの最後期の合作ですので、スペックより愛情重視で買ってしまひました。
個人的に、コニカのカメラ、ミノルタのカメラは持っているのですが、合併後、コニカミノルタになってからのカメラは持っていなかったというのもあります。
昔の職場の道向かいにコニカのアンテナショップがあって、しょっちゅう入り浸って、親切だったコニカの社員さんから写真やフィルムについていろいろなことを学ばせてもらった思い出を胸に、たくさん写真を撮ろうと改めて思うこの頃です。
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-29 06:33 | 撮影機材
2007年 08月 26日

Test ♯621

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「シンジュサン、ふたたび」(上下とも)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

野蚕、第4使途のシンジュサンです。
いまの時期に出会える成虫は2化目(その年で2回目の羽化)かと思っていましたが、どうやら必ずしもそうではないようです。
同じ日にシンジュサンの繭(蛹)をいくつか持ち帰り室内でいつ羽化するか観察していたところ、ある繭は6月頃に羽化し、またある繭は8月に羽化したケースがあったそうです。つまりこの時期に成虫がいても、もしかしたら遅れて羽化してきた1化(その年最初)の成虫かもしれないワケです。まだまだ未解明の生態がたくさんありますね。
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昨年は出会うことができなかったことを考えると、今年は2回も撮影チャンスに巡り会えてラッキー☆であります。この日は第2使途オオミズアオ、第5使途ヤママユと3種類の野蚕に出会うことができました♪

昨日のカマキリモドキですが、キカマキリモドキとかツマグロカマキリモドキなど何種類かいるようで、タイトルを「カマキリモドキの一種」に変更しました。
あれこれ調べた感じでは、ヒメカマキリモドキがいちばん似ている気がします。

Test ♯612「シンジュサン」はこちら☆
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-26 02:59 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2007年 08月 25日

Test ♯620

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「カマキリモドキの一種」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/内蔵ストロボ/Photoshop CS2

峠の上にあるトイレに立ち寄ったら、どこかで見たことがあるような虫が。
昨年、一寸野虫さんとDX-9さんが撮影されていたカマキリモドキではありませんか。
もちろん、私は初の出会いです。
小さなカマのような前肢を見ていると、なるほどカマキリモドキとはよく名付けたものです。
カマキリモドキはクモの仲間に寄生して世代をつないでゆく、かなーりニッチな暮らし方をしています。

さて今夜も子どもたちを連れて花火を見に出かけます。
あぁ、場所取りに行かなくっちゃぁ ((ヽ(゚〇゚;)オロオロ(;゚〇゚)ノ))
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-25 15:21
2007年 08月 24日

Test ♯619

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「ヤママユ 2007」(すべて)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

数日前から道ばたに四散しているヤママユの翅の残骸を発見していました。
一寸野虫さんから教わったのですが、野生の蚕(野蚕)やスズメガの仲間など、大きめの蛾を探すときは、まず(鳥などに襲われた痕跡としての)翅が落ちている場所をさがせば、かなりの確立で出会うことができます。アニマルトラッキングと同じ考え方ですね。

翅は落ちていたワケですから、すでにヤママユのシーズンが始まっているのは確かです。
そしてついに一昨日の早朝、最初の個体を発見!

... 野蚕、第5使途ヤママユ見参。

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一年ぶりに感じるヤママユの重さ。いやー、こんなにでかかったでしたっけ(^ ^;
野生の蚕には、シンジュサンやヨナクニサン、クスサンなど語尾に「サン(蚕)」がつく和名種が多いですが、ヤママユも「天蚕(テンサン)」という別名をもっています。カイコ(家蚕)同様、ヤママユからもたいへん質の高いシルクを得ることができ、「繊維のダイヤモンド」(!)と例えられる「天蚕糸」として珍重されています。
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昨夜はいつも行く橋にも1頭いました。あぅ、なんとも撮りづらい場所で落ち着いちゃってますね。一通り撮影してから、この子も手のりしてもらおうと思ったのですが、バタついてしまって闇夜のなかへ消えていってしまいました。でもまぁ、そのほうが早朝にカラスとかに狙われなくてよいのですけどね(^ ^
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こちらは昨夜、やはり別の場所で出会ったヤママユ。野蚕のなかではカラーリングが多彩な種です。下のリンクから、昨年の写真も見ていただくとよくわかると思います。姫っち(ヒメヤママユ)もカラーリングが何種かあるようですが、ヤママユほどではありません。暗褐色だったり赤かったり黄色だったり、野蚕のなかでどうしてヤママユだけこんなにカラフルになっちゃったんでしょう??
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昔、電灯なんてなくて提灯や松明で夜道を歩いていて、ふいにこんな感じで両手ほどもあるヤママユの姿がぼわっと灯りに浮かび上がったら、大人はともかく、子どもたちは妖怪がでたとびっくりしたことでしょうね(^ ^

Test ♯297「ヤママユ」はこちら♪
Test ♯272「ヤママユ」はこちら♪
Test ♯242「ヤママユ」はこちら♪
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-24 02:34 | 近隣の水系
2007年 08月 22日

Test ♯618 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax

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「アカセセリ」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

だいぶ前のことですが、たまたま「SSP 画像掲示板 <一般用>」を拝見していたら、くまじろうさんが考案(?)した信号機シリーズというのがあって、アイデアのよさに大ウケしてしまいました。
信号機シリーズというのは、たとえばイトトンボなら「アオイトトンボ」、「キイトトンボ」、「ベニイトトンボ」でいっちょあがり(笑)。赤、青(緑)、黄があればOKなワケで、アカタテハ(赤)・ルリタテハ(青)・キタテハ(黄)でも、いっちょあがり ( o・・o)ノ⌒⊂●⊃リーチ! (o ・・)o ロン!彡☆ 圀 圄圀

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「アカセセリ」
Nikon F100/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

で、自分の写真をさがしてみたら、簡単そうで赤青黄というのは意外とないものなんですね。
土曜日に一寸野虫さん、DX-9さんとアカセセリを撮りにいきました。
その前にはアオバセセリとラッキーな出会いがありましたし、キマダラセセリは過去に撮影しているハズなので、これで私もやっと信号機シリーズの仲間入りであります(笑)。
自然は一期一会の出会いが多いですけど、そこからさらに楽しみのアイデアを考えて楽しむというのは素敵ですよねー。
アヤナミノメイガとかイカリモンガとか、これでアスカ〜という蛾がいればエヴァンゲリオンシリーズになるのになー(爆)。
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-22 04:04 | そのほかの水系
2007年 08月 21日

aside ♯16

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「Glossy leaf」 Rollei Prego AF/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

ものすごく、久っさびさに銀塩コンパクトカメラを使ってみました。
大学1年のときにコニカからビッグミニが登場したのを皮切りに、各メーカーから世界最小を目指しミニミニなコンパクトカメラが次々に発売されたのですが、私はみんなが持ってない機種が欲しくて、白羽の矢をたてたのがこの Rollei の Prego AF(日本未発売)だったのでした。

1976年にFranke & Heideck GmbH(フランケ&ハイデッケ社)が倒産し、1980年にローライフォトテクニック社として再出発。その後、韓国のサムソンから出資を受けていたこともあって、中身はサムソンの SLIM AF というカメラがもとになっています。でも、底面には誇らしげに「Rollei Fototechnic Germany」なんて刻印がしてあって、レンズも Rolleinar 35mmF3.5 になっています。レンズが純正の Rolleinar(ローライナー) なのはこの初期型だけで、2型以降はシュナイダーのXenar(クセナー)になっています。

サムソンの SLIM AF も持ってますが(だって5,000円だったんだもん)、やはりまるっきりのOEMではないようで、Prego AF のほうがいくぶん柔らかい描写で人物撮影に向いていると思います。SLIM AF はシャープなんだけど、描写が荒いというか、線が太い雰囲気なので、モノクロフィルムだと相性がよいかもしれませんね。

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「Terrace completed with wood」 Rollei Prego AF/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

このカメラを使っていると、コニカのビッグミニシリーズやオリンパスのμシリーズ、リコーのGRシリーズなど日本から続々とヒット商品が出るなかで、サムソンや Rollei が必死に追いつこうとしていた感じがよく伝わってきますです(^ ^;
サムソンと Rollei の関係はその後どうなってしまったのかよくわかりませんが、一時期はリコーの R1 をOEM供給してもらい、Rollei Prego Micron として日本で発売していたこともありました。現在は往年の名機ローライフレックスをミニチュアにしたデジカメを発売したりしてますです。

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「モンキチョウ」 Rollei Prego AF/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

デジタルのコンパクトと異なり、銀塩コンパクトで虫を撮るのはムズカシいですねー。何カットかチャレンジしてみましたが、後ピンが多くほとんど玉砕してました(T_T
けっきょく赤外線アクティブAFで、あまり近距離だと虫を認識できず、ピントがAFの合わせやすい葉っぱやコンクリの壁を拾っちゃうようです。
マクロ写真では、デジカメの恩恵は計り知れないものがあるなぁと、あらためて感じるのでありました(^ ^
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-21 23:58 | 撮影機材
2007年 08月 20日

Test ♯617

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「オオシオカラトンボのヤゴ抜け殻」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

6月にアサマシジミを撮影した休耕田を再訪してみました。
蝶たちは、ちょうど端境期らしくあまり姿がありませんでしたが、オオシオカラトンボがたくさん飛んでいました。
ぬかるんだ畑の真ん中の草には、たくさんのヤゴの抜け殻が10個近く鈴なりになっています。きっと、オオシオカラトンボが羽化したときのものなのでしょう。
セミやヤゴの抜け殻は、個体そのものを捕獲してしまうのと異なり痕跡の収集になりますので、自然への負担は軽くなります。そして、ちゃんとその種がいたという記録にもなります。

でも、ぬかるんだ中をそろりそろりと近づいて、うーんと手を伸ばして抜け殻を採ろうと試みるのですが、かなりしっかりと草にしがみついていて、うまくはずせません。あっ、と思うと肢が折れちゃったり。
抜け殻集めもなかなか奥が深いのであります(笑)。
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-20 21:28 | そのほかの水系
2007年 08月 19日

Test ♯616 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax

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「ホソバセセリ」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12 II/Photoshop CS2

セセリチョウは漢字で書くと「挵蝶」なんですね。もし平成教育予備校で出題されたら回答できないです。
英語ではスキッパー。スキップするように機敏に野原を飛び回るので、このように呼ばれてるんでしょう。スキッパーのもともとの意味は「跳ぶ人、はねる人」なので、セセリチョウを見ていると、これは納得です。
ちなみに「船長、主将」、「重ね着に見える、衿もとの切り替えを特徴とするセーターのこと」など、スキッパーにはいろいろ意味があるんですね。

鱗翅目のなかで「蝶」とは、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科に属するグループの一員のことです。日本にはシャクガモドキ上科はいないですし、アゲハチョウ上科にはアゲハ、タテハ、ジャノメ、シジミなど容姿の異なるたくさんの種がいるので、日本で蝶といったら、極端に表現すると「セセリチョウかそれ以外のチョウ」と分けることができます。

動作が機敏で大きな目、ほかのチョウとちょっと似てない容姿から、よく蛾に間違われるセセリチョウの仲間ですが、先日、アオバセセリの美しさを見てから、セセリチョウの魅力をちょっぴり理解できたような気がしています。

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「ホソバセセリ」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12 II/Photoshop CS2

セセリチョウはよく似た種が多いのですが、なかには私のようなセセリ素人でも覚えやすいものもいます。今日のホソバセセリも容姿が似ていて紛らわしい仲間はいないので、一度見て覚えれば大丈夫そうです。
翅に白い斑をもつ種が多いセセリチョウですが、このホソバセセリは斑に濃いめの縁取りがあります。この縁取りのせいか、陽の下でみるとひときわ斑が目立って見えて、お星さまセセリという名前のほうがぴったりなのにな、なんて感じてしまいます。
食草はススキなどイネ科植物なのですが、食草があればOKというワケではないようで、西日本だとわりと見つけやすいようですが、東日本ではちょっと容易に見られる種ではないようです。
ダイミョウセセリは西と東で模様が異なったり、生き物にとって日本は多様性の起きやすい環境なんでしょうね。希少種かどうかだけではなく、この生き物の多様性も視野に入れて自然を守ってゆきたいですね。
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-19 21:51 | そのほかの水系