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2006年 10月 31日

aside ♯10

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「Memorial Address」 

レンズは純正品とサードパーティ製があります。
どっちのほうが良いの? ということになると、最近はとても判断がムズカシくなってます。

昔は「純正レンズは高価で買えない」という人が選択するのがサードパーティ製レンズでした。
いまでもその傾向は残ってますけど、サードパーティメーカーもがんばっていて、最近では純正レンズにないスペックを得られることが大きな選択肢になっています。
また純正レンズのなかにもタムロンなどのサードパーティからのOEMだったりすることがあったりで、ややこしいことこのうえないです(笑)。

ただ最近、ちょっと気になることがありました。
私の知人がニコンD80に買い換えたら、手持ちのタムロンのマクロレンズだとストロボ調光が正常に行われず露出がオーバーになってしまうのです。修理に出しても、ボディとの相性が悪いみたいですねぇ、で、そこから先に進めなくなってしまい、その知人はやむを得ずニコン純正(VRマイクロ)に買い換える決断をしました。
もっとゴネれば、レンズを新品と交換等の対応までもってゆけたかもしれませんが、そのために遠いサービスステーションまで時間を割いて往復していられないという事情もあります。

タムロンのマクロ90mmは「老舗」で、描写については熱烈な愛好者が多くとてもよいレンズです。タムロンのマクロ90mmを愛用するプロもたくさんいます。
ただあくまでサードパーティなので、90mmマクロに限らず描写以外の部分、たとえばボディとレンズが距離情報をやりとりするようなソフトウエアなどで不具合を生じるケースが増えているように思います。
いちばん多いのが、各メーカーから新機種が出てくると、(サードパーティはそこまで将来のことは見越して設計できませんから)信号のやりとりができず、正常に機能しないという例ですね。これはタムロンもシグマも過去幾度か大きな問題になっていますし、サードパーティじゃないはずのフォーサーズでも、オリンパスのカメラとパナソニックのレンズ間で不具合が発生してアップデートが必要になったりしています。

カメラは電子機器になってしまい、そういった面でサードパーティ製レンズにはちょっとリスクもあるんだということを考慮に入れて今後は検討したほうがよいのかなと思っています。
デジタル一眼レフは、今後たとえば魅力的な新機種が出て来たら、きっと数年置きに買い換えると思う場合は、純正レンズのほうが安心できるかもしれませんね。

一方でニコンF3やF4などフィルム時代のカメラでもレンズを共用したいとか、アダプターでEOSにもつけて遊びたいといったケースでは、絞りリングのあるサードパーティレンズを選択する価値は十分あるように思います。
タムロンやシグマ、トキナーのデザインや描写、操作性がたまらなく好きで仕方がないとか、道具としてのフィーリングも大切ですよね。
いちばん大きい要素は、奥さまが純正レンズとの価格差4万円を許してくれない(笑)というケースだったりするワケですが(^ ^;

ちなみに今日のカットは、どんなカメラにどんなレンズで撮ったか、フィルムなのかデジタルなのかも書かないでおきますね。
純正レンズかサードパーティ製レンズかは、写真見ただけではたぶん判断できないと思います。
どのような機材を使うのであれ、自分が楽しく撮れることが一番重要なポイントだと思いますよ(^ ^
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-31 03:20 | 撮影機材
2006年 10月 28日

Test ♯299

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「アゲハチョウ」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

ウスタビガを見に遠征に行った時のこと。
途中で寄った虫ポイントに柑橘系の木があり、幼虫さがしの達人VIEWさんがさっそく捜索開始。
「あ、アゲハの幼虫いました。あと蛹も。」
え、どこどこ?
と見るも、じぇんじぇん見つかりません。いる、と言われて見ているのに、幼虫の姿はどこかいな状態です。
「ほら、ここですよ。」
おぅぉ、いた。本当にいた。きちんと葉の上にいた。
なぜ見つからなかったのか、馬鹿みたいに思えるほどすぐそこにいたではありませんか(大汗)。
いやはや、よく「虫の目ができている」といいますが、成虫でも悪戦苦闘なのに、幼虫を見つける感覚的鋭さはこれまた別の次元の能力ですね。
ちなみにVIEWさんは、今年大学に進学したばかりの好青年。
おぢさん、脱帽です。
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-28 02:07
2006年 10月 26日

Test ♯298

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「ミヤマアカネ」Nikon D70/AF-S80-200mm F2.8D/Photoshop CS2

近所の河原でいちばん数が多いトンボは、たぶんウスバキトンボではないかと思います。
でも草枝に静止している姿を見るのは、このミヤマアカネがいちばん多いかもしれません。
道を歩いてゆくと、足下からしゃららと飛び立つものの、すぐにもとの草枝に戻ってしまいます。
真剣に数えたことはありませんが、多い日には1日で百頭くらいは目にします。
アキアカネやナツアカネが里に戻って来たあとでさえ、ミヤマアカネのほうが数が多いくらいです。

鳥ばかり見ていた近所の河原で、虫にも興味の対象が広がるきっかけになったのが、
このミヤマアカネとハグロトンボでした。
近所の河原はとにかくミヤマアカネが多いので、日本全国みなこんな感じかと思ったら違うのですね。最近、虫好き諸先輩方について遠征するようになって、けして数が多くいる種ではないことに気づきました。

ときにはレンズがくっつきそうになるくらい近寄れちゃうこともあるミヤマアカネですが、
オスメスが連結しているときは別で、とても敏感になります。
いままでは、「あ、いた、」という感じで撮っていましたが、近所の河原を象徴するトンボとして
少しずつ彼らの生態にも目を向けてゆきたいなと思っています。
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-26 23:59 | 近所の河原
2006年 10月 25日

Test ♯297

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「ヤママユ」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

季節の過ぎるのは早いです。
その日アップする写真をどれにするか、いろいろバランスを考えながら選んでいるつもりなのですが、気がつけばあれもこれも時期外れまっしぐらで焦ってます。今日のヤママユは9月に撮影したカットです(^ ^;

この日は虫好き i 氏、w氏とともに蛾さがしへ。待ち合わせた頃は大丈夫だった天気も、車が山間部へさしかかったあたりで路面が濡れはじめ、目的地に到着したときには雨になってしまいました。
いくつかのポイントを急いで回って、最後のポイントに着いたのは深夜の1時半過ぎ。
足下には、たくさんのヤママユの翅が散乱していました。
そのなかのひとつ、まるで顔の半面のような模様に雨粒がちらばり、泣いてるような怒ってるような。
おろかな人間の自然破壊を憂いて慟哭しているのでなければよいのですが ... 。

Test ♯272「ヤママユ」はこちら
Test ♯242「ヤママユ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-25 23:59 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2006年 10月 24日

Test ♯296

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「ツチイナゴ」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

9月の中旬に撮ったツチイナゴの子どもです。
今頃は、もう成虫になって冬越しの準備にいそしんでいると思います。
九州以北で、バッタの仲間のなかで成虫越冬するのはこのツチイナゴだけなんですね。

眼の下に泣いているような模様があるのが特徴ですが、この模様を見ているとなんだかハヤブサやチョウゲンボウを思い出します。なにか意味があるのでしょうねー。野球選手のような、まぶしさ防止になるのかしら。

Test ♯61「ツチイナゴ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-24 23:59 | 近所の河原
2006年 10月 23日

Test ♯295

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「ツマグロヒョウモン」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

朝、出勤しようとバイクを見たらツマグロヒョウモンが静かな眠りについていました。
翅がきれいなので、羽化してそんなに経っていない個体のようですが、
気温の低下に耐えられなかったのか、夜を明かすことなく命を落としてしまったようです。

とても鮮やかな黄色で美しい蝶ですが、
本来は南方系の種で、日本が温暖化しているからでしょうか、
最近になってどんどん北へと分布を広げています。
ツマグロヒョウモン以外にも、クロコノマやムラサキツバメなど、
かなりの種が猛スピードともいえる早さで北進しているのだそうです。

もっとじっくりと撮影したかったのですが、朝の5分は昼間の1時間。
畑を抜けて最寄り駅まで急がなくてはなりません(T_T)。
片道2時間半だと、5年間通勤した場合、
電車の中にまる1年間ずーっといたのと同じ計算になるんですよ ・゜゜・(>_<)・゜゜・。
通勤にかかる2時間半すべてが電車内というわけではありませんが、ちっともうれしくない計算です ... 。
ビデオ iPodを買おうか、けっこう真剣に考えました。通勤で毎日映画を2本づつ観れるぞ、なんて思ったのですが、もしコメディで電車内で吹き出し笑いとかしたら恥ずかしいなと思ってやめました(笑)。
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-23 23:59
2006年 10月 22日

Test ♯294

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「生きるということ」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

スレとかボロと呼ばれ、翅など身体が大きく損失した個体は人気がないですが、
私はこのようなボロボロの個体を見ると、まるで我が身を見ているようで撮らずにいられません。
この翅がぼろぼろになったヒメヤママユも、
生物は、傷つき命を落とす危険を乗り越えて、必死に生きてゆくのが本来の姿なんだと教えてくれます。
長年重い機材を担いできたために、私の身体もかなり壊れ気味で痛みがつらい毎日なのですが、彼らに出会い撮影するたびに、誇りを失わずにがんばろう、と思うのでした。

Test ♯194 「生きるということ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-22 21:00 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2006年 10月 22日

Test ♯293

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「ウスタビガ」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

ウスタビガを見に行き、さきほど帰宅しました(^ ^;
黄色に輝くのは、ウスタビガのメスです。残念ながらオスは出会えませんでしたが、オスは色が異なり赤茶色をしています。
出会えた野蚕はクスサン、ヒメヤママユ、ウスタビガの3種類。
ムラサキシタバなど、シタバ類も複数種出ていました。
先週見たクロウスタビガと比べると、ウスタビガ(メス)はずっと鮮やかな黄色。ストロボを使わない撮影でどこまでこの黄色が写ってくれるか不安でしたが、ホワイトバランスがうまくとれたので、雰囲気はおわかりいただけると思います。
翅の窓のかたちは、パースでちょっとゆがんで見えますが、ほぼ円形です。クロウスタビガはハートマークなので、簡単に区別することができます。

新月の闇夜の山からは鹿の鳴き声が。目的地到着の直前に、道路の中央に仁王立ちしている鹿までいて驚きました。おいおい、あぶないぞ。
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-22 03:00 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2006年 10月 19日

Test ♯292

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「ハクセキレイ」Nikon D70/AiAF300mmF2.8sN/Kenko 2x Digital TELEPLUS PRO 300/Photoshop CS2

ちょっと実験。絵画風にしてみました。
私は写真学校に通っていたので、卒業論文ではなく卒業制作だったのですが、
そのときのテーマが「写真と絵の境界線」でした。
エアブラシを駆使した、まるで写真のような絵(イラストレーション)がある一方で、
じゃぁ、まるで絵のような写真ってどうなるだろう?
というところから出発して、毎日暗室であれこれ試行錯誤してました。
ところが。
いまや明るい部屋でマウスを操れば、それらしいレタッチがかんたんにできてしまうのですよね。
うーん ... "o(-_-;*)

前回のハクセキレイはこちら→Test ♯16 ハクセキレイ
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-19 23:59 | 周辺の河原(上流側)
2006年 10月 18日

Test ♯291

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「ハグロトンボを仕留めたナガコガネグモ」
Canon EOS20D/Sonnar T*135mmF2.8(MM)/EF25_2/Photoshop CS2

いまの季節は、河原は大きく育ったナガコガネグモをいたるところで目にします。彼らの獲物で多いのは、バッタ類やコガネムシ類。夜になれば、きっと蛾も多数捕まえているのでしょうね。トンボの場合は、飛翔の勢いにまかせてクモの巣の網をぶち破ってゆくのを幾度か見ていたのですが、突き破れないケースもあるようです。
コガネグモの場合は、こんな黄色く派手なクモが網の中央で陣取ってるのですから、あ、ここにクモの巣があるなとわかりそうなものですが、このへんはうまく欺いてるんですねぇ。

もうじき河原の草のあいまに、トックリのようなナガコガネグモの卵塊が見られるようになると、河原にもいよいよ冬が到来します。
例年は鳥撮りモードにシフトしていましたが、今年はフユシャク探しで忙しくなりそうです。
雪景色のなかのフユシャクは、この冬ぜひとも撮影したい宿題項目です(^ ^

前回のナガコガネグモはこちら→Test ♯62 ナガコガネグモ
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by Faunas_and_Floras | 2006-10-18 01:03 | 周辺の河原(上流側)