Faunas & Floras Phase2

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カテゴリ:自動販売機/電話BOX/外灯( 450 )


2012年 05月 03日

Wake up♯397 大霜降天蛾捜索隊 2012

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「オオシモフリスズメ 2012 Spring」
Canon EOS20D/Canon Macro Photo Lens 35mmF2.8/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

さてさて、日中はギフチョウを観察して、日没後は蛾であります(*´∇`*)

と、そのまえに。

今回はVIEWさんがいるので、夕方は日本酒さがし(笑)
酒屋があれば寄る。寄る寄る寄る!

夜になるまえに寄る!

私はほとんどお酒を飲まないので、地酒ならなんでもええやん、と思っちゃうのですが、こだわりがあるVIEWさんには、なかなか納得のいくものが見つからない。
みなさん、Twitterでの、VIEWさんの「日本酒ツイート」は、じつは奥深いのであります(笑)

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「オオシモフリスズメ 2012 Spring」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/Photoshop CS2

さて、メインターゲットを、外灯下で待ちます。
オオシモフリスズメであります。

今回のポイントが、オオシモフリの北限区域になるわけですが、どうもそこにはいろいろ紆余曲折があるようであります。

学術的にウラがとれてるわけではありませんが、どうやら「山梨チャオビ」のように、オオシモフリの生息地としては、ここも飛び地になっているらしい。

オオシモフリはサクラを食草とすることができます。
憶測の域を出ないのですが、ソメイヨシノが大量に移植された際に、この地にオオシモフリも一緒に移動してきた可能性がある。

不思議なことに、虫には、どんどん積極的に拡散してゆく種と、保守的な種があります。
同じスズメガでも、クロメンガタスズメなどは前者になります。成虫は飛翔力があり、種として未開の地にぐんぐん進出してゆく。
一方で、オオシモフリスズメはどちらかというと後者に思えます。
じゃなきゃ、クロメンガタ同様、いまごろ群馬県とかでも確認されてていいはずであります。

そんなオオシモフリが、ぽん、とこの地にいる。
もともといて、有史以前に「中間の地域」が絶滅し孤立したとも考えられますが、現状ではすんなり納得いく説明にはなりません。

蛾の場合、人目につきまくりの超ド級の大きさの種でさえ、まだまだ謎が多いのでありました。


Test ♯993 大霜降天蛾☆ちびっこ捜索隊 2009(その1)はこちら
Test ♯994 大霜降天蛾☆ちびっこ捜索隊 2009(その2)はこちら

Test ♯442 大霜降天蛾捜索隊はこちら
Test ♯443 大霜降天蛾捜索隊はこちら
Test ♯444 大霜降天蛾捜索隊はこちら
Test ♯445 大霜降天蛾捜索隊はこちら
Test ♯446 大霜降天蛾捜索隊はこちら
Test ♯848 大霜降天蛾捜索隊 2008はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-05-03 01:18 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 05月 01日

Wake up♯396 イボタガ 2012

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「イボタガ 2012 Spring」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

森の芸術品、イボタガであります(*´∇`*)

この模様も、周囲の環境にとけ込み、自分の姿を目立たなくするための擬態の一種として進化獲得してきたデザインなんでしょうけど、きわめて緻密でありながら色彩の彩度に派手さはなく、落ち着いた繊細な模様になっています。木霊って、こんな感じじゃないのかな、なんて思ってしまいます。

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「イボタガ 2012 Spring」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

野鳥にも虫にも、色がきらびやかで美しい種がいます。カワセミやヤイロチョウだったり、タマムシとかゼフィルスとか。

でも、日本に生息する生き物をずらーっとならべてゆくと、ある共通した要素が浮かび上がってくるように感じます。

和、です。

手っ取り早いのは図鑑ですね。蝶でも蛾でも野鳥でも、日本産の図鑑と、海外種の図鑑を並べてみてください。
外国産の種の模様や色彩って、なんか違和感を感じるのは私だけなのかな。

もちろん、外国産の種には美しい種がたくさんいます。
でも、それらは「見慣れない目新しさ」に分類されるような気がしてならないんです。
イボタガに会うたびに、やーっぱこれが、日本の美だよなぁって、惚れ惚れしちゃうのであります(*´ェ`*)


Wake up♯204 イボタガ 2011はこちら
Test ♯853 イボタガ、ふたたびはこちら
Test ♯832 イボタガ 2008はこちら
Test ♯451 「イボタガ 2007」はこちら
Test ♯149「イボタガ」はこちら
Test ♯154「イボタガ」はこちら
Test ♯156「イボタガ」はこちら
Test ♯173「イボタガ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-05-01 23:27 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 04月 24日

Wake up♯392 ホソバキリガ 2012

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「ホソバキリガ 2012 Early spring」(だと思う度98%)
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

「正直現物見てみたいですが。。。」

蛾LOVEさんからの返信であります。あちゃー、そっかー、やっぱりそれ系かぁぁぁ(/_<。)

ホソバキリガとブナキリガは、とーってもよく似ています。
さらにクロテンキリガや、山地性のクロミミキリガも似てますので、出会った場所によっては悩みが増えます。

ホソバキリガとブナキリガは亜外横線や眼状紋、全体的な色など複合的な要素で見分けられるようなのですが、

「僕の標本にもどっち???っていうような微妙なのあります。でもホソバはやや大きめで色合いも淡いオレンジでほぼ安定。翅も細長い感じで大体は同定できるんですけどねー。やっぱホソバキリガだと思いますよ」

... つまり標本として並べてみて判明する、境界線上の個体もいるのであります。

写真だけでは同定が難しいケースが多いのは理解してますけど、そのためにいちいち「普通種」を採集してたらたいへんであります。
そして同定で後悔して蛾LOVEさんに泣きつくのであります。

キリガなのにキリがないのでありました。

2012.7.15 訂正:クロミミは山地にも平地にも普通に生息と、蛾LOVE師匠からご指摘をいただきましたので修正しました。蛾LOVEさん、いつもすんまへんm(_ _)m
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by Faunas_and_Floras | 2012-04-24 22:01 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 03月 29日

Wake up♯378 クロテンフユシャク 2012

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「クロテンフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/白色LED/Photoshop CS2

昨年2011年の12月に、こんなニュースが報じられました。
「冬の寒さで二種類に分化 京大研究員、ガの調査で発見」(朝日新聞)

京都大学の理学研究科動物生態学研究室特定研究員、山本哲史氏が研究発表したもので、
「1種の生物種が複数の生物種に分化する現象が、冬の寒さによって促される」
というものです。

この研究でDNA解析されたのが、クロテンフユシャクであります。


Test ♯971 クロテンフユシャク天国 2009はこちら
Test ♯964 トイレとカメラとフユシャクとはこちら
Test ♯960 フユシャクのメス捜索隊 2008-2009 Winterはこちら
Test ♯799 クロテンフユシャクはこちら
Test ♯373「クロテンフユシャク」はこちら
Test ♯371「クロテンフユシャク」はこちら
Test ♯350「クロテンフユシャク」はこちら
Test ♯336「クロテンフユシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-03-29 23:36 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 03月 12日

Wake up♯371 ハイイロフユハマキ 2012

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「ハイイロフユハマキ 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/白色LED/Photoshop CS2/歪曲を修正した分だけちょこっとトリミング

2月。一寸野虫さんと、蛾がいねぇ!と走りまわった夜。
ちょっと風があったし、こんな日もありますやねσ(^_^;)

というか、最近、外灯や自販機に蛾が少ない気がするんですけど。
今年になって何回かライトトラップにお邪魔する機会があったんですけど、幕にはたくさん飛来してるんですよね。
ということは、もしかして外灯や自販機の周波数がどんどん変わっていて、蛾が誘因されにくくなってるってことなのかな。

寂しい自販機に、ぽつりと飛来していたのはハイイロフユハマキ。以前はフユシャクモドキと呼ばれてました。
「元、フユシャクモドキ」であります。

略すとモト冬キ。

フユシャクモドキからフユハマキへと改名になった経緯はこちらをご覧くださいね☆
Wake up♯196 ハイイロフユハマキ 2011
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by Faunas_and_Floras | 2012-03-12 23:26 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 03月 07日

Wake up♯369 ミツボシキリガ 2012

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「ミツボシキリガ 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/Photoshop CS2

ミツボシキリガ。Eupsilia tripunctata Butler, 1878

翅の「三つ星マーク」がミッキーマウスに似てるので人気のある種であります。
日本にミッキーマウスが紹介されたのは「蒸気船ウィリー」が公開された翌年の1929年(wiki)だそうで、もしミツボシキリガの発見命名がそれよりずっとあとだったら、ミッキーマウスキリガになってたかもしれないですね(笑)。

学名も、Eupsilia Mickey Mousensis とかね。**ヽ▼o・ェ・o▼ノ** チュー

ならないかσ(^_^;)

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「ミツボシキリガ 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/白色LED/Photoshop CS2

つい翅のミッキーマークに目がいってしまいますが、あれこれ角度を変えて撮影していたら、あたま(正確には胸部背面)が「とんがり帽子」なのに気づきました。

保温に役立つのかもしれないけど、まぁ見事なまでに、とんがライズしたものであります。


ちなみにウチの次男のMickeyは、ミッキーマウスからきています。
みんなから愛される存在になるように。
というのが表向きの由来で、妻が「痛いのを乗り越えて産んだんだから、私が命名する!!」と譲らなかったものの届け出期限ぎりぎりになっても思いつかずあせりまくり、どうしよう、いま何時?と枕元に置いてあったミッキーマウスの腕時計を見た瞬間に「ミッキーでいいや」と決まったのは、

誰にもいってはいけない我が家の秘密であります。


Wake up♯182 カバイロミツボシキリガ 2011はこちら
Wake up♯168 ムラサキミツボシキリガ 2011はこちら
Wake up♯39 ミツボシキリガ 2010はこちら
Test ♯842 エゾミツボシキリガはこちら
Test ♯710 エゾミツボシキリガはこちら
Test ♯726 ムラサキミツボシキリガはこちら
Test ♯317「ムラサキミツボシキリガ」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-03-07 23:32 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 03月 05日

Wake up♯368 フタスジフユシャク 2011

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「フタスジフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

けして局地的ではなく、ホカイドーから九州まで広く生息してるのに、ひとシーズンにそう多く出会えないのがフタスジであります。
山地性とはいえ、よく似たウスバやクロテンはたーっくさん見かけるのに、なぜかフタスジは初冬に2〜3個体巡り会えればよいほうであります。

私たちが巡回してるところが、フタスジの濃い場所からズレてるのかな。

フタスジには、晩秋初冬の記録と、初春の記録があります。
ちょっと正確ではありませんが、秋型、春型といえばわかりやすいでしょうか。
今日の個体は11月26日。秋型であります。秋っても、標高は 1,000m を越えた場所なので泣きたくなるほど寒いですけど{{{{(+ω+)}}}}

で、「春型」に出会えなくて、今シーズンは川北さん&一寸野虫さんとチャレンジしたのでありますが、玉砕でありました。

ちまたでは、芸能人の二股が話題になっておりますが、冬尺蛾にはフタマタもフタスジもいて、どちらもフタスジなわではいかないのでありました。


Wake up♯363 ウスバフユシャク 2012はこちら
Test ♯755 フタスジフユシャクはこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-03-05 23:43 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 03月 02日

Wake up♯366 チャバネフユエダシャク 2011

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「チャバネフユエダシャクのオス 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

あ、昨年撮影分でチャバネ忘れてた(>▽<;; アセアセ

チャバネはけっこう翅の模様の個体変異があります。
蛾LOVE師匠のサイトにある「日本産フユシャクWEB図鑑」には、黄色みが強く外横線が細いタイプは、当初ホカイドーで見つかり、ウスチャバネフユエダシャクという別種だと思われていた時期があったとか。その後、本州でも次々と見つかり、1959年に同一種としてチャバネに統合されたそうであります。

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「チャバネフユエダシャクのメス 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/Photoshop CS2

ところで平地から山地まで幅広く出会うことができるチャバネですが、交尾ペアになかなかお目にかかれません。
メスは単体でならそこそこ見かけるんですけどねー。

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「チャバネフユエダシャクの産卵 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

今シーズンはタイミングが合ったらしく、メスの産卵をあちらこちらで観察することができました。
産んでは移動し、お尻すりすりして好みの場所をさがすのは、フチグロと似た感じの行動パターンであります。もしかしたらこれがフユエダシャク系のお作法なのかな?

なんかまだ昨年分をアップし忘れてる気がする。。。

はっ!Σ(・口・) フタスジ!!Σ(・口・)Σ(・口・)


Test ♯950 チャバネフユエダシャク 2008はこちら
Test ♯729「オオチャバネフユエダシャクのメス 2007-2008 Winter」はこちら
Test ♯708 フユシャク捜索隊 2007-2008はこちら
Test ♯386 「チャバネフユエダシャク」はこちら
A Happy New Year☆ 「チャバネフユエダシャクのメス」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-03-02 23:23 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 02月 29日

Wake up♯364 クロバネフユシャク 2012

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「クロバネフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

冬尺蛾の仲間には、シロオビがいたりクロオビがいたりクロスジがいたりで、ややこしいであります(ノД`;)

フタスジを求めて彷徨う一行。トイレが有ると、蛾がいる可能性があるのでとりあえず寄ります。
クロバネがいた!ということで撮影大会開始。
外は池が凍っているほどの気温の低さ。

撮り終わって、さて次にいきましょうかというところで、待ったをかける真神ゆ。

「すんまへん、もいっかいトイレ行ってきます。本来の使用方法で。

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「よっちとクロバネフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

医者からコーヒー止められて、かわりにミルクティばっか飲んでるんですけど、紅茶ってこれがまた利尿作用が強くてたまらない。

蛾がいないかトイレを見に行って、蛾を探す前にまず本来の使用方法。
お気に入りのシチュエーションを見つけたら、あーだこーだとしつこく撮る真神ゆ。撮影中も、がまんできなくて、いったんカメラそのままにして本来の使用方法。
撮り終わる頃には、ふたたび本来の使用方法。

我ながら、

どんだけ近いんだよ(ノД`;)


Wake up♯32 クロバネフユシャクふたたび 2010はこちら
Wake up♯27 シロオビちびっこ捜索隊 クロバネフユシャク2010(その1)はこちら
Wake up♯28 シロオビちびっこ捜索隊 クロバネフユシャク2010(その2)はこちら
Test ♯790 クロバネフユシャクはこちら
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by Faunas_and_Floras | 2012-02-29 23:59 | 自動販売機/電話BOX/外灯
2012年 02月 27日

Wake up♯363 ウスバフユシャク 2012

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「ウスバフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/Photoshop CS2

4ヶ月遅れで進行虫。今日は5月21日。

最近はいろいろなSNSがあって、限られた時間内での更新がたいへん(;^_^A アセアセ・・・

今朝は早起きして、金環日蝕に挑みました。
低血圧にはきつい早起きをすべく、目覚ましにたたき起こされてみれば、どん曇り。。。オイオイ・・ (;´д`)ノ

いちお、鳥撮りモード(600mm)で準備するも、厚く垂れ込めた雲で見えやしない。
Twitter では、見えた!すげー!感動!!というコメントでタイムラインが埋め尽くされてゆく。

これが日頃の行いというものですか、神さま。(ノε`)

7時36分。ネズミ色にたれこめた雲のあいまから、一瞬だけ見えました。
すでにリングの状態は過ぎていましたが、金環じゃない日蝕を見ることができました。

今回のような天体ショーにかぎらず、大自然って、人間の想像を超えています。
一人でも多く、大自然の神秘摂理に興味をもってもらえたらいいな♪

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「ウスバフユシャク 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2

さて本題に戻ります。
本日のテーマはウスバフユシャク。冬尺蛾であります。

この日、チータマ(埼玉)の川北さん親子と、チーカナ(神奈川)からは一寸野虫さん&真神ゆで挑んだのは、フタスジフユシャクの春型でした。
フタスジは、秋型(晩秋)と、春型(初春)のふたつが記録されています。
でも、春型(初春)に関しては、記録が非常に少ない。

ということを受けて、今回の出撃であります。

過去に記録があったポイントで必死に探しますが、結論としては今回はフタスジ春型には出会えませんでした。

かわりにたくさんいたがウスバ。

フタスジとウスバはよく似ています。
今回観察していて面白かったのが、ウスバの翅の模様が変異に富んでいたこと。
明らかにウスバ、という個体もいれば、フタスジっぽい感じの個体もいます。
「おっ!これは ... 30%ですかね」
「これはいい線いってますよ!60%かな」

なにが60%かって、フタスジっぽいかであります。

100%だったら、問答無用で捕獲、学会に鑑定依頼でありますが、残念ながらこの夜は60%が最高でした(笑)

でも、ぱっと見「すわ、フタスジか!?」という個体の比率は多い場所だったと思います。
いちおう、「ど」普通種なウスバではありますが、個体差を調べたら、面白い地域差のデータがとれそうな気がした夜でありました。
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by Faunas_and_Floras | 2012-02-27 23:05 | 自動販売機/電話BOX/外灯