2009年 03月 13日

Irregular serial ♯28 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その3)

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「フチグロトゲエダシャクの交尾 2009 Spring」
MINOLTA α9xi/A50mmF2.8Macro(I)/Fujifilm PRO400 New/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

話が前後いたしますが、7日の土曜日はトギレの前に近所の河原でフチグロ探しをいたしました。
トギレが先になったのは、フチグロをフイルムで撮影したので、
現像ができあがるまで画像を掲載できなかったのであります。

一昨日にようやく2♂を確認できましたので、今日はそこそこ数が見れるのではないかと
期待をこめてフチグロの姿をさがします。
結果、交尾1ペアを確認することができました。

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「フチグロトゲエダシャクの♀ 2009 Spring」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

でも、一昨年までの♂の乱舞がウソのような個体数の少なさです。
昨年も少なかったけど、今年はさらに激減しているように感じます。
はたしてこれは、ピークがこれからなのか、それともなにかの要因で生息数に打撃があったのか、
なんとも気になるところであります。
逆に、もともと近所の河原ではこの程度の数で細々と累代していたのが、
たまたま一昨年とその前の年は大当たりだったのかもしれません。
とにもかくにも、数は少ないながらかろうじて次世代へは繋がっているようです。

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「産卵するフチグロトゲエダシャクの♀ 2009 Spring」
MINOLTA α9xi/A50mmF2.8Macro(I)/Fujifilm PRO400 New/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

フチグロの♂には、2パターンの飛翔活動があるように思えます。
1つは休息中に♀のフェロモンを感知して、一目散に飛んでゆくタイプ。
フチグロは昼行性で目が良いので、フェロモンの方向にすーっと飛んで行って、
♀の姿を視認するとストンと落ちて♀をハグします。
♀がちょっと薮のなかで見つかりにくい位置だと、匂いを頼りに右往左往することもありますが、
クロテンの♂が、♀がすぐ横にいるのになかなか発見できずに長時間あたふたしているのと比べ、
はるかに短時間で♀にたどり着きます。

もうひとつは、♀の匂いが感じられず、かといってライバルも多いときに、
草原上をぶっ飛んで我先に♀を探し出そうという飛翔です。
今年はこのぶっ飛びがぜんぜん見られませんでした。

近所のフチグロ定点観測も、そろそろ新しい視点で観察すべき時期にきているのかなぁと感じる、
今シーズンなのでありました。


Irregular serial ♯27 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その2)はこちら
Irregular serial ♯26 フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009(その1)はこちら
Irregular serial ♯25 埼玉フチグロトゲエダシャク捜索隊 2009はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2009-03-13 23:10 | Irregular serial


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