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2009年 01月 11日

Test ♯957 ユキムカエ捜索隊 2008-2009 Winter

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「ユキムカエフユシャク 2008-2009 Winter」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

雪の季節が訪れる直前に、まるで出迎えるかのように現れるからユキムカエ。
こんな風流で素敵な和名をもらえた小さな蛾は、
いままでは、おおむね標高1,000m前後で発見されてきました。
700m後半という記録もありますけど、いずれも山間部。
だから、山地性の種と思われていたのであります。

ところがなんとなーく昆虫撮影の川北さんが、いつも行かれるフィールドでユキムカエフユシャクの♂を複数頭発見。これで事態は一変しました。

川北さんがユキムカエを発見したフィールドは

標高わずか10m程度。

これは「あっと驚くためごろう」的低さであります。

がいすとさんによると、少し前の誘蛾燈にも低地産ユキムカエの記録が出ていたとのこと。
うーむ、これは見にいかねばなるまい。
というわけで一寸野虫さんと出かけてまいりました。

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「冬のハンノキ」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

現地で川北さんと合流し、案内していただきました。
ハンノキがとても多いであります。
ヤマハンノキとハンノキって、どういう間柄なんだろうと思っていたら、VIEWさんいわく「別種」だそうです。
葉の形状からして区別がつくそうです。

ユキムカエはヤマハンノキを食草としていますが、ではハンノキではというと、発生の記録はちゃんとあるそうです。
うーむ、もしかしてユキムカエって、ある程度の量のハンノキがあれば平地でも棲息可能っぽいですね。
おなじハンノキ喰いとしてゼフィルスのミドリシジミが有名ですが、最近、ハンノキが多い石神井公園でミドリシジミが確認されています。
もしかして都区内ユキムカエも発見されるかも。

きどばんさん、出番でございます!!(笑)

川北さんの情報で私たちが出かけていったのは1月10日。
残念ながら平地ユキムカエのシーズンは終わってしまったようで、
川北さんが♂の亡骸を発見したにとどまりました。
うーん、ほんとだ、文句のつけようのないユキムカエですねー。

山間部では♀さがしがたいへんだけど、ここならユキムカエの交尾に出会えるかも。
いまから来冬が楽しみであります♪(←オニが笑う)

ある蛾屋の記録:似た蛾の比較図鑑「シロオビフユシャクとユキムカエフユシャク」はこちら
ある蛾屋の記録:トップページはこちら

過去のユキムカエフユシャクはこちら♪
Test ♯732 ユキムカエフユシャク「ユキムカエフユシャク 2007-2008 Winter」
ユキムカエ捜索隊「シロオビフユシャク」
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ユキムカエ捜索隊「シロオビフユシャク ユキムカエフユシャク」
ユキムカエ捜索隊「ユキムカエユフシャク(カットアウトバージョン)」
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by Faunas_and_Floras | 2009-01-11 01:55 | そのほかの水系


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