「巣立った若鳥 2008」
Nikon D300/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2
「パパ、雛が落ちてるよ!3羽!!」
もー、なんとかしてちょーだい!!
脚立をもってきて、ふたたび巣に押し込みます。
と、うち1羽が自力で飛び立ってゆき、2軒隣りの住宅の車庫の屋根の上へ。
お、飛べるようになってきましたね♪
巣立ち第1号であります。
翌朝。
巣を見てみると、そこはもぬけの殻。
雛の姿は1羽もありません。
うーん、成長差があったみたいだけど、残り4羽も無事に巣立ったのかなぁ。
小雨降るなか、庭の方から雛が親鳥にエサをねだる声が聞こえてきます。
そっとカーテンから覗くと、妻のSatomiがささやかな家庭菜園でトマト用に組んだポールに、若鳥が1羽、ちょこんととまっていました。
ツバメの生後1年目の死亡率はなんと80%前後だそうです。
我が家のツバメちゃんたちが5羽とも無事に巣立つことができたのか確認ができませんでしたが、仮に5羽とも巣立ったとして、生後1年目の死亡率80%の壁を乗り切れるのは、たったの1羽。
これが生態系であり、自然の厳しさなのですね。
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