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Faunas & Floras Phase2

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2008年 05月 18日

Test ♯871 シオヤトンボ 2008

Test ♯871 シオヤトンボ 2008_e0065734_2475756.jpg

「シオヤトンボ 2008 Early summer」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

トンボのなかでは比較的春早くにでてくる種のひとつがシオヤトンボ。
でも今年はなかなかチャンスがなくて、やっと撮影できました。
Matszさんのブログを拝見していたら、もうアオハダトンボも出てきてるようです。
昨年、ずっと蝶に標的を絞っていたので、トンボに対する季節感をすっかり忘れてしまってることに気づきました。あうー、まずいな。

鳥から虫に入るよいきっかけになるのがトンボではないかと思います。
鳥モードと虫モードはなかなか両立しないんですけど、鳥モードの目になっていてもトンボは比較的視野に入ってくる虫なんですね。
イトトンボは別として、そこそこの大きさがあるので超望遠のまま撮影できてしまうというのもポイントです。

Test ♯871 シオヤトンボ 2008_e0065734_374130.jpg

「シオヤトンボ 2008 Early summer」
Nikon D300/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

ただし、トンボの羽化や交尾、産卵など生態的な写真をとなると、鳥モードから「トンボのめがね」モードに切り替えないと難しいです。さらにトンボはヤゴ時代は水中生活ですから、その生活史を追おうと思うとかなりディープに突っ込んでゆかないといけない、けっこうハードルの高い被写体だったりします。

Test ♯871 シオヤトンボ 2008_e0065734_3143334.jpg

「シオヤトンボ 2008 Early summer」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

近所の谷戸にはシオヤトンボとともにムカシトンボも棲息しているのですが、昨年にひきつづき今年も、撮影はおろかその姿を確認することもできませんでした。
鳥やケモノ(ほ乳類)とくらべると、とにかく圧倒的に種類が多い虫。まだ当分は、生活史に突っ込んだ撮影よりも、とにかく初見の種を増やすことに注力しないといけないなぁと思うこの頃であります。

Test ♯168「シオヤトンボ」はこちら
Test ♯167「シオヤトンボ」はこちら

by Faunas_and_Floras | 2008-05-18 02:51 | 近隣の水系


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