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Faunas & Floras Phase2

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2008年 05月 11日

Test ♯864 カワトンボsp 2008

Test ♯864 カワトンボsp 2008_e0065734_075293.jpg

「カワトンボsp 2008 Early summer」
(上下とも)Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

ウチの近所の河原にはアオハダトンボ、ハグロトンボ、ときおりミヤマカワトンボが見られます。でもなぜかカワトンボspはいないんです。(カワトンボにspがつくことについては、こちらをご参照ください)

さて一寸野虫さんと蝶をさがして歩いていた日は、最後にギンイチモンジセセリがいないか下流の河原を歩いてみました。ギンイチモンジは残念ながら発見できなかったものの、なんとカワトンボspがいるではありませんか。
ここはウチの近所の河原よりずっと下流のほうにあります。こんな平野部にもいるんですねぇ。うーん、とすると近所の河原にはなんでカワトンボがいないんだろう??

今回カワトンボspを見たポイントは、正確には近所の河原を流れる川の、ひとつ隣の河川になります。
このブログでは水(水系)でカテゴリ分けしていますので、近隣の水系ということになります。
なんで水(水系)で分けているかというと、たとえばトンボの場合は上流からヤゴが流されてきたりします。河川敷の植物だって、帰化植物も含めて河川の流れが分布を見るうえでけっこう重要な要素だろうと思ってるんであります。

Test ♯864 カワトンボsp 2008_e0065734_0392478.jpg


ところでトンボは英語名でDragonfly、イトトンボはDamselflyであります。
カワトンボ科の場合、どっちになるのかな。
大きさ的にはDragonflyのような気がするし、身体構造的にはDamselflyでもいいような気がします。

Matszさんいわく、千葉県に翅の白濁するシロバネカワトンボと呼ばれるカワトンボがいたのだそうです。例のDNA鑑定より前に、ほぼ絶滅状態に追い込まれてしまったため、ニホンカワトンボあるいはアサヒナカワトンボの、どちらかに含まれるのかどうなのか、詳細がわかりませんが、白い翅をもったカワトンボというのはぜひ見てみたかったであります。

VIEWさん、シロバネカワトンボさがしてください。よ(^0^)ろ(^◇^)し(^▽^)く(^ο^)ね(^ー^)

Test ♯503「カワトンボsp」はこちら
Test ♯460「カワトンボsp 2007」はこちら
Test ♯170「カワトンボ」はこちら
Irregular serial ♯3「カワトンボ」はこちら
Irregular serial ♯2「カワトンボ」はこちら

by Faunas_and_Floras | 2008-05-11 00:06 | 近隣の水系


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