Faunas & Floras Phase2

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2008年 03月 26日

Test ♯820 てふてふ捜索隊 ウラギンシジミの越冬(その5)

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「ウラギンシジミがいなくなったアオキの枝」 RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

3/15、16の土日はフチグロトゲエダシャク捜索に時間を割きましたので、2週間ぶりの近所の谷戸であります。この谷戸に着いたら、まず真っ先に、越冬中だったウラギンシジミがどうなったかなと確認するのが恒例になってしまいました。
とはいえすでに 3/22。どこもかしこも、冬を越した蝶たちが春を謳歌しています。
ウラギンシジミが越冬していたアオキを覗いてみれば、やはり姿がありません。さすがに越冬から覚めて、活動再開したんだなとみんな思いました。

次の瞬間、それを発見するまでは。

ふと視線を落とした地面に横たわっていたのは、まぎれもなく、あのウラギンシジミでした。

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「力尽きたウラギンシジミ」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

思わず、あーーーーーーーーっ!!!!!!と叫んでしまいました。
2/2 に越冬しているのを見つけてからひと月半以上、みんなでずっと見守ってきたウラギンシジミ。春一番の暴風にも懸命に耐えていたウラギンシジミ。そしてやっと、やっと待望の春が来たというのに、目覚めることなく力尽きたウラギンシジミ。

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「力尽きたウラギンシジミ」 KONICAMINOLTA DiMAGE X1/Photoshop CS2

そっと手にのせて各部をチェックしてみました。
翅の先はかなりスレていますが、これは春一番などの風で葉などと接触したからだと思います。翅をめくってみても、ちゃんと頭部、胸部、腹部、肢に欠損はありませんでした。天敵に襲われたのではなく、やはり体力を消耗し力尽きてしまったのが原因のようです。

落ちていた場所に、そっともどしてあげました。
自然は過酷ですが、おそらく力尽きたウラギンシジミはこの後、地上徘徊性の生き物の餌となり、生態系を巡ってゆくでしょう。

對隔了2週,我去了近處的谷戶。在這裡裏銀小灰蝶越著冬。
試著看越冬枝葉的話,沒有裏銀小灰蝶的身姿。
是越冬失敗,呼吸斷絕了的。
從二月二日開始我們注視了,非常悲哀。

Test ♯810 てふてふ捜索隊 ウラギンシジミの越冬(その4)はこちら
Test ♯798 てふてふ捜索隊 ウラギンシジミの越冬(その3)はこちら
Test ♯792 てふてふ捜索隊 ウラギンシジミの越冬(その2)はこちら
Test ♯784 てふてふ捜索隊 ウラギンシジミの越冬(その1)はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2008-03-26 05:05 | 近隣の水系


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