2008年 03月 15日

Irregular serial ♯18 フチグロトゲエダシャク捜索隊2008(その1)

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「フチグロトゲエダシャク 2008 Spring」
Nikon D300/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

やっと撮影できました。

ここ数年、恒例行事となっている、近所の河原でのフチグロトゲエダシャク観察。
今冬はフユエダシャク系の羽化が大幅に遅れていましたので、フチグロはどうかなと思っていたのですが、免許証の更新のついでに2/27に様子を見に行ったところオス1頭がぶっ飛んでゆくのを確認。ふむふむ、ピークはまだにせよ、羽化は始まっているようです。

... ところが。

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「コーリングするフチグロトゲエダシャクのメス」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/Photoshop CS2

日が経っても一向にフチグロの数が増えないのであります。
2/27に見たオスがフライング気味の羽化だったとしても、その後も日にオスを1〜2頭見かけるかどうか、日によっては0頭という状態が2週間以上続きました。
DX-9さんと協力して観察回数を増やしてみたのですが、
「今日もオスが2頭飛んでただけでした。どうしちゃったんでしょうね。」
と、例年にないフチグロの数の少なさにDX-9さんも心配の様子。

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「コーリングするフチグロトゲエダシャクのメス(同じ個体を別角度から)」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

単純に羽化が遅れているだけであればよいのですが、遅れているにしては、ちょびちょびとオスが見られるのがひっかかります。
脳裏をよぎる、一抹の不安。

今年は絶対数が極端に少なくなっているのでは ... !?

このような不安を抱えるには理由があります。
昨年秋の豪雨(台風ではなくて大雨です)で、近所の河原は大きく地形が変形するほどの濁流に飲まれ完全水没しているのです。

でも、過去にも台風23号などで、近所の河原は幾度も完全水没しています。それでも翌年には何事もなかったかのように、春にはたくさんのフチグロが乱舞していたのでした。
したがって、フチグロが水没に強いのは確かだと思います。彼らにとってみれば、生息地が水没することぐらいDNAに織りこみ済みなのだと思うのです。でも、今年にかぎってなぜこんなに数が少ないのか、ほかに要素が思い当たらないまま、どんどん日が経ってゆくのでありました。(つづく)

フチグロトゲエダシャク捜索隊2007(2007.3.6)はこちら
フチグロトゲエダシャク捜索隊2007(2007.2.25)はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2008-03-15 16:03 | Irregular serial


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