2008年 01月 13日

Test ♯759 ゴマダラキリガ

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「ゴマダラキリガ 2007-2008 Winter」RICOH Caplio GX8/白色LED/Photoshop CS2

とても濃い、オレンジがかった黄色をしていて、ライトで照らすと蛾とは思えない、ちょっとサイケっぽいくらいの艶やかさをしたキリガです。この黄色が和名にまったく反映されていないのが不思議なくらいです。
ゴマダラキリガは幾度か出会ったことがありますが、なぜかいつも、すんごい撮りづらい場所にひっそりといます。自分の体色が目立つことを念頭にいれて場所決めしてるんでしょうか。だとしたらすごいなぁ。

真冬に出会える蛾にはフユシャクと、キリガやヨトウガなどのヤガ科がいます。ゴマダラキリガは10月~11月に羽化し、成虫で越冬した後に早春活動する「越冬キリガ」の仲間です。
越冬といっても冬眠するわけではなく、彼らは多少気温が暖かいと蜜をもとめて活動します。たとえば1月でも蝋梅や牡丹などが花を咲かせます。もうじき早咲き梅も季節になりますね。まだ虫が活動していなさそうな、こんな寒い時期から花を咲かせるのは、メジロなど蜜の好きな小鳥以外にも、きっと越冬キリガや、ハエやアブなど成虫越冬する双翅目の虫たちにも花粉を媒介してもらうためなんじゃないかなぁ?と感じるようになりました。

さて真冬に蛾をさがす場合、フユシャクなら灯火を、キリガなら糖蜜をするのが手っ取り早いのですが、この冬にフユシャクを求めて灯火を巡るうちに、今日のゴマダラキリガのようにヤガ科の蛾にもライトに飛来する種がけっこういるなぁと思うようになりました。(夏場はライトに飛来するヤガ科の蛾はたくさんいます。)
糖蜜をしているとナワキリガやカシワオビキリガなど常連さんが飛来するのですが、彼らはライトで明るいと来なかったり、飛来してもライトで照らした瞬間に飛び去ってしまうケースがあります。だから自販機などで彼らに出会ったことはまだありません。
一方、この冬でイチゴキリガやムラサキミツボシキリガ、エゾミツボシキリガ、ミドリハガタヨトウ、越冬はしないけどかなり晩秋に出てくるキマエキリガが灯火に飛来しているのに出会いました。このへん、晩秋から冬のヤガ科には「ライトが好き」「嫌い」に大きく分かれるみたいですね。性格なのかなぁ??
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by Faunas_and_Floras | 2008-01-13 23:59 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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