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Faunas & Floras Phase2

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2008年 01月 12日

Test ♯758 アオサギふたたび

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「アオサギ」
Nikon D70/AiAF300mmF2.8sN/Kenko 2x Digital TELEPLUS PRO 300/Photoshop CS2

河の中州でアオサギが休んでいました。ガタイがでかいので遠くてもそこそこ大きく写ってくれるのがうれしいです(笑)。
もっと下流にいくと田んぼが広がっていてアマサギなどもいるのですが、ウチの近所は中流といってもかなり上流域に近いので、小さい田んぼはあるもののアマサギは見たことがありません。そういえばコサギもめったに見かけないですね。サギに関してはあまり棲み分けしているように感じていませんでしたけど、以外ときっちり分かれているのかな。

ところでアオサギを見ていてふと気になったのですが、虹彩の色が黄色なんですね。コサギ、チュウサギ、ダイサギ(オオダイサギ、チュウダイサギ)も黄色です。
虹彩の色が黄色というと猛禽類に多いのがすぐ思い出されますが、サギも魚やザリガニなどをいわば「狩り」をして補食するので、そういった場合は黄色いほうが役に立つんでしょうか。

ということで検索して調べてみました。虹彩の色はメラニン色素の量で決まるそうなのですが、大きく分けて黒色から褐色(ブラウン)のユーメラニン(Eumelanine)と、赤褐色から黄色のフェオメラニン(Phaeomelanine)の2系統があるそうです。
ここで思い出したのが、ツミ。
小型の鷹であるツミはオスとメスで虹彩の色が異なります。オスは赤褐色、メスは黄色です。これは後者のフェオメラニンの濃度差なんでしょうね。
一方、ヒトの場合は前者のユーメラニンの濃度差で「黒い瞳」「青い瞳」になるんじゃないかと思います。ということは、黄色い虹彩はべつに狩りなどで役立つから、というワケではなさそうですねー。

Test ♯758 アオサギふたたび_e0065734_1138822.jpg

「伝書鳩」
Nikon D70/AiAF300mmF2.8sN/Kenko 2x Digital TELEPLUS PRO 300/Photoshop CS2

河原を歩いていたら、ハトがいました。おやこんな河原にドバトだなんて珍しい、と思ってよく見たら、どうも肢に足輪がついているように見えます。どうやら伝書鳩だったようですね。迷ってしまったのか、はたまた帰路が長距離で休息している最中なのか。
でもね、君が休んでいるその樹は、ノスリが夜を過ごすのにお気に入りの場所なのよ(;^_^A

Test ♯731 「夕暮れのアオサギ」はこちら
Test ♯392「アオサギ」はこちら
Test ♯355「アオサギ」はこちら

by Faunas_and_Floras | 2008-01-12 11:55 | 周辺の河原(上流側)


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