「ほっ」と。キャンペーン
2008年 01月 05日

Test ♯751 ネブトクワガタ

e0065734_07420.jpg

「ネブトクワガタの棲む林」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

昨日4日は、DX-9さんに誘われてネブトクワガタを見に行ってきました。
カブトムシと並んで、子どもが知っている昆虫の代名詞的なクワガタですが、私はネブトクワガタという種がいるのは初めて知りました。いまどきの子どもたちはゲームの「動物の森」で得た知識がベースになっていることが多いので、ウチの子も含め近所の小学生たちも知らないんじゃないかと思います。

今回同行させていただいたのは、DX-9さんのミクシィ仲間である、まさパパさん、ゆき@ごきげんようさん、ポン塵さん。そして現地で案内してくださったのがDEMOさんであります。DX-9さんや蛾LOVEさんの掲示板ではお名前は拝見していましたが、お会いするのは初めてです。ゆき@ごきげんようさんとポン塵さんは大学生。虫だけでなくさまざまな知識を身につけていて、若いなぁ、というだけでなく知識の豊富さでもうらやましいお二人です。

e0065734_02048.jpg

「ネブトクワガタのオス」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

案内していただいたのは、下草が刈られた明るい雑木林。
冬の日差しが林の奥まで入り込んでいます。こういう雑木林は、ほんと少なくなりましたですね。
ネブトクワガタをさがすコツを教えてもらって、倒木の下などをスコップで掘ってみました。すると出てきました!シロアリです(笑)

「ネブトクワガタは繊維質は食べられないんです。だからシロアリが繊維質を分解して土状になったものを食べて育ちます。だからシロアリがいるということは、ネブトクワガタもいる可能性が高いですよ。逆に、ゴキブリ目のシロアリじゃない、クロアリのようないわゆるハチ目アリ科が出てきたらそこにはネブトクワガタはいません。」

なるほど。木造住宅の敵として嫌われるシロアリですが、生態系のなかでは大きな役目を担っているわけですね。
カブトムシやクワガタの幼虫はみんな腐木を食べて土に還元すると思い込んでいましたが、種によって繊維質OKだったりNGだったり、それぞれ役割があることを初めて知りました。ウチのミヤマクワガタとノコギリクワガタの幼虫が大きく育たないのもそこに原因があるはずだと教えてもらいました。昆虫マットならなんでもよいというわけではなく、彼らの生活史にあわせたマットを用意してあげないとダメなんですね。
子どもに「パパ、クワガタ知ってる?」と聞かれたら安易に「知ってるよ」と答えてしまいますけれど、じつはぜーんぜん中身のない知識なんだということを思い知りましたです。

最初は寒かったのに、クワガタさがしをしているうちに汗をかいてしまいました。
そんなこんなで私が悪戦苦闘していたら、DEMOさんが発見。越冬していたネブトクワガタの成虫や幼虫です。
成虫の大きさはコクワガタくらい。姿もよく似ていますが、アゴの形状などの印象が異なります。背中にはくっきりとしたスジが通っていて、なんというか小さいのに彫りの深いデザインであります。いやー、小さいけれど立派立派。♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪
いつもは採集はしないのですが、今回は成虫数匹と幼虫数匹をもらってきました。

e0065734_0521964.jpg

「ネブトクワガタのメス」
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

一昨年、ウチで財布から数万円抜き取られるという事件がありました。
我が家は毎日、上の子や下の子の友だちが10人ちかくやってきて大騒ぎしています。そんななかでの事件でしたから、だれか見知らぬ人物が侵入してきて盗んで行ったとは考えにくい状況でした。
案の定、お金を持って行ってしまったのは下の子Mickeyの同級生の一人でした。
ご両親と話し合いお金は返してもらいましたが、当の本人はまだ小学3年生(当時)です。いつもはMickeyも含め友だちみんなで、飼っているカブトムシやクワガタをもちよって自慢し合う仲間たちの一人です。
私は生き物についてきちんとした理解があることも道徳の一部だと考えています。だからお金を持って行ってしまった彼についてもキツく責めるのではなく、虫を通して将来立派な大人になってもらえればよいと思っています。
彼らのやりとりを聞いていると、やはり知識のベースになっているのは「動物の森」。
そこで昨年の夏は、道路に落ち車に轢かれる前に拾ってきたカブトムシやクワガタたちを、私が知るかぎりの知識を交えて彼らに分けてあげました。
彼らがもっと興味をもってくれれば、今年の夏にはMickeyとともに彼らを「ほんとうの動物の森」に連れ出して遊びながら生き物への理解を吸収してもらいたいと思っています。

というわけで、お持ち帰りのネブトクワガタは子どもたちの教材として、がんばって育てるであります。
まずは昆虫マットを手にいれなくちゃ。(*゚.゚)ゞポリポリ

12/31の「Test ♯750 虫おさめ 2007☆」で、種名について一部訂正いたしました。
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2008-01-05 23:59 | そのほかの水系


<< Test ♯752 ウグイス      A Happy New Yea... >>