2007年 12月 28日

Test ♯748 ナカオビアキナミシャク、ふたたび

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「ナカオビアキナミシャク 2007-2008 Winter」
RICOH Caplio GX8/白色LEDライト/Photoshop CS2

ナカジマフユエダシャク捜索で道の駅のトイレに寄ったついでに周囲の桜を見ていたら、翅をとじて幹にとまるナカオビアキナミシャクを発見しました。

地味です。(^▽^;)

この子はたまたま桜にいましたが、食草はリョウブだそうです。
かなり秋遅くに出てくる種で、もうフユシャク第1陣が出てくる11月から12月頃になって現れます。でもフユシャクとちがってオスメスともに飛翔できますので、アキナミシャクという名になっています。「アキナミシャク」の名がつく種は、ほかにはアキナミシャクやミドリアキナミシャクがいますが、名前は似ていても両種ともナカオビアキナミシャクとはぜんぜん似ていません。
ナカオビアキナミシャクはむしろ、フユシャクのなかのイチモジフユナミシャクやミヤマフユナミシャク、ヒメクロオビフユナミシャクなどが属する「Operophtera属」と呼ばれる仲間と近縁なのだそうです。
なるほど、いわれてみると確かに容姿は似ています。
もしかしたら、フユシャクに進化する一歩手前の種なのかもしれませんね。

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「ナカオビアキナミシャク 2007-2008 Winter」
RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

ナカジマフユエダシャク捜索の第1回、第2回ではナカオビアキナミシャクをよく見かけましたが、第3回目からはぱたっと姿が見られなくなりました。成虫発生時期は、おおむね2〜3週間くらいでしょうか。図鑑にある11月から12月というのは、標高による羽化時期の差ですね。

ナカオビアキナミシャクについていろいろネットで検索してみましたが、どのサイトを見ても

地味だ。数が多い。フユシャクだと思ったらちがった。

という以外にあまりコメントをつけてもらえない種であります。(^▽^;)
でも同じ鱗翅目の蝶には絶滅に瀕している種がたくさんいるわけだし、地味で数が多いというのはある意味、

勝ち組だと思う。

がんばれナカオビアキナミシャク、めげるなナカオビアキナミシャク、
君たちの未来は明るいぞ(笑)。

Test♯701「ナカオビアキナミシャク」はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2007-12-28 23:59 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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