2007年 12月 08日

Test ♯736 最大撮影倍率への挑戦

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「ヒメヤママユ 翅の鱗粉」
Canon EOS Kiss Digital X/Canon Macro Photo Lens 20mmF3.5/Canon AUTO BELLOWS/EF12 II/EF25 II/白色LED/Photoshop CS2

前々からチャレンジしてみたかった、自分の手持ちの機材でどこまでアップで撮れるかということに挑戦してみました。
モデルはコンビニの前で拾ってきた姫っちのオスです。拾ってきた時すでに瀕死の状態で、ほどなくして死んでしまったものを三角紙に包んで保管しておいたものです。

まずは翅の鱗粉から。いったい倍率が何倍になるのかわからないのですが、ワーキングディスタンス(レンズ前から被写体までの距離)は数mm前後。リング状の白色LEDライトで照らしていてもファインダーは真っ暗だし、倍率が大きすぎて翅のどこがフレーミングされてるのかなかなか把握ができません。
ピントの合う範囲もコンマ何ミリと狭いので、できるだけ絞りを絞って撮影してみたら、回折の影響が顕著に出るらしくすごくシャープさのないぼやけた画像になってしまいます。
フィルムEOSで撮影してフジカラーCDにしたほうが鮮明に撮影できるかも、と思っています。

しかたなしに絞りを半段だけ絞って撮ってみました。シャープさは出てきますが、今度は内面反射の影響なのかレンズ特性なのか、ハレーションが起きたような感じになってしまいます。それでも KissX との組み合わせではこれがいちばん良い画質であります。

姫っちは蛾のなかでは大型ですが、鱗粉の大きさはすいぶん小さいんだなと感じました。
またオオシモフリスズメなどのような典型的なウロコ状ではなく、毛のような鱗粉が多く、そのなかに部分的に「先がわかれたウロコ状の鱗粉」が組合わさっています。

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「ヒメヤママユ 複眼」
Canon EOS Kiss Digital X/Canon Macro Photo Lens 20mmF3.5/Canon AUTO BELLOWS/EF12 II/EF25 II/白色LED/Photoshop CS2

今度は複眼をアップで撮ってみました。倍率は上の鱗粉の写真と同じです。
死後かなり経っているからでしょうか、ちょっと生気のない感じがしますですね。
でも生きてる個体ではちょっとここまでの倍率で撮影するのはムズカシいです。
複眼は微小な眼球の集合体ですけれど、姫っちの場合はひとつひとつが蜂の巣のようなハニカム形になってるんですね。白い部分は死後、色素が失われてしまった箇所なのでしょうか。
もっとピントの合う範囲を広く、さらにシャープに撮ってみたいですけど、顕微鏡とは違うのでこのくらいが限界なのかしら。

今年の夏は、落ちていた蝶や蛾の翅をいろいろ集めておいたので、引き続き高倍率の撮影にチャレンジしてみたいと思います☆
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by Faunas_and_Floras | 2007-12-08 14:12 | 撮影機材


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