Faunas & Floras Phase2

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2007年 11月 19日

Test ♯715 ヤマウスバフユシャク捜索隊

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「ヤマウスバフユシャクの可能性が高い個体」
Nikon D70/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Photoshop CS2

カツライスというのは、トンカツ定食でありました。
添えられたキャベツの千切りの水切りが不十分で、
せっかくのトンカツが水浸しだったのが、すごく減点( ̄⊿ ̄)o"アカン!
私はカツとかコロッケはソースもなにもつけずに食べるのが好きなのですが、仕方なしにケチャップつけて食べましたですよ。

さて本題。

夜の部は計5頭の「ヤマウスバフユシャク候補」を発見。
結論から申しあげますと、最初の1頭(上の写真。モバイルFandFで掲載した個体と同じです)がもっともヤマウスバフユシャクの可能性が高く、残り4頭はウスバフユシャクである可能性が大きいという結果でした。

昨夜、師匠の蛾LOVEさん宅までおじゃましてレクチャーを受けたのですが、ウスバフユシャクとヤマウスバフユシャクでは写真のみの判定はかなり困難なことがわかりました。両方を4〜5頭づつ並べて比較すると確かに違うのがよくわかるのですが、1頭出会うごとに「どっちだろう?」と首をひねっても、よほど経験値がないと難しいです。

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ウスバフユシャクフタスジフユシャク
Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

今回は1頭づつ定規をあてて撮影してみましたが、「概してウスバよりヤマウスバのほうが大きい個体が多い」とはいうものの、ウスバは♂前翅長14-18mm、ヤマウスバは♂前翅長16-19.5mm(「みんなで作る日本産蛾類図鑑」より引用)と、大きさ的に重なる部分があるので、これだけでは判断しきれないのであります。
「ヤマウスバの特徴として、横線が濃く、太いこと。後翅の外横線も濃く現れる個体がある。翅頂から出る黒線と外横線がぶつかって出来る三角形が顕著に黄色い、全体の色彩に黄色味が多く赤みが無い、一般的にウスバより大きく、低地・低山地に産しない事」(蛾LOVEさん)など、これら条件を複合的に照らし合わせないと確立100%まで断言できないのでありますね。
いちばん確実なのは、捕獲して標本にして、フユシャク研究の大家、中島先生に鑑定していただくのがベストということになります(^ ^;

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ウスバフユシャクフタスジフユシャク」RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

今回、ヤマウスバの条件をいちばん満たしていた個体が、はじめの1頭です。
ただこの個体は捕獲しなかったので、後翅に出るヤマウスバの特徴を確認していません。なので、ヤマウスバフユシャクの可能性がとても大きい個体ということで、来年へのリベンジを誓って、今回のヤマウスバ捜索は終了であります。
「ふふふ、夢が残ったほうが楽しいですよ」(行けなかった蛾LOVEさん)

※11/28追記:あらためて識別したところ、ウスバフユシャクとよく似たフタスジフユシャクが混じっていることに一寸野虫さんが気づかれました。ウスバフユシャクとフタスジフユシャクの区別点については、師匠の蛾LOVEさんのHPにある「似た蛾の比較図鑑」で詳しく解説されています。興味のある方はぜひこちらをクリックしてください。
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by Faunas_and_Floras | 2007-11-19 20:31 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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