2007年 11月 02日

Test ♯693 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax

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「イチモンジセセリ」
Nikon F100/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

セセリ蝶でいちばんお馴染みなのは、やはりイチモンジセセリでしょうか。
どこに行っても姿を見かけますね。
食草がイネ科やカヤツリグサ科なので、いまの日本の水田や河川の環境が
ちょうどイチモンジセセリにとって有利な状況になっているのかもしれません。

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「イチモンジセセリ」
Nikon F100/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

でも、聞くところによると昔はもっと数が多くて、夏の終わりには大群の渡りがよく見られたそうです。山を越え海を越えていくイチモンジセセリの大群は、数が億単位だったとか。
さぞかしすごい光景でしょうね(^ ^;
いまでも地域によっては渡りが見られるそうですが、私は見たことないであります。

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「イチモンジセセリ」
Nikon D70/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

イチモンジセセリは幼虫で越冬するそうです。
で、寒さに耐えられるのはだいたい関東くらいまでのようで、
それより北の地域で見られるイチモンジセセリは
越冬できずに死滅してしまう「神風特攻隊」なんですね。
ウラナミシジミやウスバキトンボと同じですね。

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「イチモンジセセリ」
Nikon D70/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

全国どこでも見られて身近なセセリですが、wiki を見てみたら、
たった6行しか解説がありませんでした(^ ^;
ポピュラーなだけに、あまり意識して観察されてないのかな。
でもイネ科を食草としているだけに、害虫として扱われることもあるので、
もっといろいろ研究されてそうな気もするんですけど。
虫では、残念なことに害虫扱いされる種ほど研究が進んでるんですよね。

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「イチモンジセセリ」
Nikon D70/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

セセリチョウに何種類か出会うようになってくると、
乱暴な分け方ですが、イチモンジのように「くりくりお目め」で複眼が大きい種と、
ギンイチモンジセセリのように複眼が小さい種の二つがあるように思います。
スキッパーの名の通り敏捷に飛ぶイチモンジとくらべて、
ギンイチモンジセセリはひょろひょろと飛ぶので、セセリのなかでは複眼が大きい方が
より進化した種なのかなぁ?なんて勝手に想像しています。

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by Faunas_and_Floras | 2007-11-02 06:51 | そのほかの水系


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