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2007年 10月 17日

Test ♯674 てふてふ捜索隊 ヤマトシジミ

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「ヤマトシジミ」 Nikon D70/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Photoshop CS2

野鳥とくらべて虫はたくさんの種類がいます。一昨年まではトンボ、昨年は蛾、そして今年は蝶を重点的に撮影してきました。来年以降もトンボ、蛾、蝶の撮影を続けてゆきつつ、さてこんどはどのグループにチカラを入れようかなとあれこれ考えています。

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「ヤマトシジミ」
Nikon F5/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

一寸野虫さんほか先輩方に指導いただきながら、1年間蝶を見てきて感じたことのひとつに、ヤマトシジミの強さがあります。激減し絶滅が心配される蝶が多いなかで、ヤマトシジミはどこのフィールドに行っても姿をみることができます。
ヤマトシジミの強さを支えているのは食草のカタバミの存在が大きいようです。カタバミはコンクリートにわずかな裂け目さえあれば生えることのできるので、ヤマトシジミが都市部へ進出できた大きな要素になっています。

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「ヤマトシジミ」
Nikon F5/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

逆にカタバミが進出しづらい山間部では、ヤマトシジミの姿は極端に少なくなります。
ヤマトシジミの強さは人間による開発とカタバミの生息条件がうまく合致したということのようです。
じゃぁ、ほかの激減している種にはこの方法は適用できないのかなぁ?といつも感じています。

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「ヤマトシジミ」
Nikon F100/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2

関東地方にかぎらず、多くの都市は河川が長年つくりあげた平野部に集中しています。
東京にも多くの小さな河川がいまでも流れていますが、そのほとんどが蓋をされ暗渠となってしまっています。
でも神田川のように暗渠じゃなくてもうまく都市部のひとつとして機能している河川もあります。いまから新規に緑化しようとしてもなかなか難しいと思いますが、すでにある「陽光を奪われた河川」にふたたび陽の光を戻し、護岸に緑化をしてゆくだけでもずいぶん違うんじゃないかなぁと思うのです。

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「ヤマトシジミの交尾」 Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

私が小中学生の頃、カワセミはなかなか出会うのが困難な鳥でした。
でも都市部の水質が改善されてきて、都区内の小さな緑化公園でもカワセミが見られるようになってきました。
私は日本の自然は、まだまだ回復に十分間に合うと思っています。

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「ヤマトシジミ」
Nikon F5/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Fujifilm SP400/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2
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by Faunas_and_Floras | 2007-10-17 21:01 | そのほかの水系


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