2007年 08月 24日

Test ♯619

e0065734_1571265.jpg

「ヤママユ 2007」(すべて)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

数日前から道ばたに四散しているヤママユの翅の残骸を発見していました。
一寸野虫さんから教わったのですが、野生の蚕(野蚕)やスズメガの仲間など、大きめの蛾を探すときは、まず(鳥などに襲われた痕跡としての)翅が落ちている場所をさがせば、かなりの確立で出会うことができます。アニマルトラッキングと同じ考え方ですね。

翅は落ちていたワケですから、すでにヤママユのシーズンが始まっているのは確かです。
そしてついに一昨日の早朝、最初の個体を発見!

... 野蚕、第5使途ヤママユ見参。

e0065734_26870.jpg

一年ぶりに感じるヤママユの重さ。いやー、こんなにでかかったでしたっけ(^ ^;
野生の蚕には、シンジュサンやヨナクニサン、クスサンなど語尾に「サン(蚕)」がつく和名種が多いですが、ヤママユも「天蚕(テンサン)」という別名をもっています。カイコ(家蚕)同様、ヤママユからもたいへん質の高いシルクを得ることができ、「繊維のダイヤモンド」(!)と例えられる「天蚕糸」として珍重されています。
e0065734_2144918.jpg

昨夜はいつも行く橋にも1頭いました。あぅ、なんとも撮りづらい場所で落ち着いちゃってますね。一通り撮影してから、この子も手のりしてもらおうと思ったのですが、バタついてしまって闇夜のなかへ消えていってしまいました。でもまぁ、そのほうが早朝にカラスとかに狙われなくてよいのですけどね(^ ^
e0065734_2181174.jpg

こちらは昨夜、やはり別の場所で出会ったヤママユ。野蚕のなかではカラーリングが多彩な種です。下のリンクから、昨年の写真も見ていただくとよくわかると思います。姫っち(ヒメヤママユ)もカラーリングが何種かあるようですが、ヤママユほどではありません。暗褐色だったり赤かったり黄色だったり、野蚕のなかでどうしてヤママユだけこんなにカラフルになっちゃったんでしょう??
e0065734_223027.jpg

昔、電灯なんてなくて提灯や松明で夜道を歩いていて、ふいにこんな感じで両手ほどもあるヤママユの姿がぼわっと灯りに浮かび上がったら、大人はともかく、子どもたちは妖怪がでたとびっくりしたことでしょうね(^ ^

Test ♯297「ヤママユ」はこちら♪
Test ♯272「ヤママユ」はこちら♪
Test ♯242「ヤママユ」はこちら♪
[PR]

by Faunas_and_Floras | 2007-08-24 02:34 | 近隣の水系


<< Test ♯620      Test ♯618 てふてふ捜... >>