Faunas & Floras Phase2

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2007年 08月 19日

Test ♯616 てふてふ捜索隊 Skippers Maniax

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「ホソバセセリ」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12 II/Photoshop CS2

セセリチョウは漢字で書くと「挵蝶」なんですね。もし平成教育予備校で出題されたら回答できないです。
英語ではスキッパー。スキップするように機敏に野原を飛び回るので、このように呼ばれてるんでしょう。スキッパーのもともとの意味は「跳ぶ人、はねる人」なので、セセリチョウを見ていると、これは納得です。
ちなみに「船長、主将」、「重ね着に見える、衿もとの切り替えを特徴とするセーターのこと」など、スキッパーにはいろいろ意味があるんですね。

鱗翅目のなかで「蝶」とは、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科に属するグループの一員のことです。日本にはシャクガモドキ上科はいないですし、アゲハチョウ上科にはアゲハ、タテハ、ジャノメ、シジミなど容姿の異なるたくさんの種がいるので、日本で蝶といったら、極端に表現すると「セセリチョウかそれ以外のチョウ」と分けることができます。

動作が機敏で大きな目、ほかのチョウとちょっと似てない容姿から、よく蛾に間違われるセセリチョウの仲間ですが、先日、アオバセセリの美しさを見てから、セセリチョウの魅力をちょっぴり理解できたような気がしています。

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「ホソバセセリ」
Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12 II/Photoshop CS2

セセリチョウはよく似た種が多いのですが、なかには私のようなセセリ素人でも覚えやすいものもいます。今日のホソバセセリも容姿が似ていて紛らわしい仲間はいないので、一度見て覚えれば大丈夫そうです。
翅に白い斑をもつ種が多いセセリチョウですが、このホソバセセリは斑に濃いめの縁取りがあります。この縁取りのせいか、陽の下でみるとひときわ斑が目立って見えて、お星さまセセリという名前のほうがぴったりなのにな、なんて感じてしまいます。
食草はススキなどイネ科植物なのですが、食草があればOKというワケではないようで、西日本だとわりと見つけやすいようですが、東日本ではちょっと容易に見られる種ではないようです。
ダイミョウセセリは西と東で模様が異なったり、生き物にとって日本は多様性の起きやすい環境なんでしょうね。希少種かどうかだけではなく、この生き物の多様性も視野に入れて自然を守ってゆきたいですね。
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by Faunas_and_Floras | 2007-08-19 21:51 | そのほかの水系


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