「アサギマダラ、ふたたび」
Nikon F100/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM/Fujifilm SUPERIA100/FUJICOLOR CD/Photoshop CS2
ちょっと雲行きの怪しい林道を車で進み標高を上げてゆきます。
途中、わずかな駐車スペースに車を停めて空を見上げてみれば、もうすぐ上の峠は雲でガスっている状態。もう少し、せめて雲の薄いところから陽が射してくれれば花々に蝶たちが飛来しそうなんだけどなーと思いつつふと見れば、ヒヨドリ草かなにかの花にアサギマダラがぶらさがっているではありませんか!!
うを、でけぇ。
近所の谷戸で、樹上高いところの花の蜜を吸う姿を見たことがありますが、今回数十センチまで近よってマジマジと見ると、なんとも独特な雰囲気の蝶であります。
とくに胸から腹にかけての黒白まだら模様は、まさに「私、毒蝶よ♪」というオーラびしばしであります。鳥など天敵に襲われないという余裕からか、花から花へゆったりと飛び移ってゆきます。
毒蝶で、なをかつ数千キロの距離を旅する不思議な蝶。
ある意味、アサギマダラは鱗翅目のなかでもっとも成功した種のひとつと言えるかもしれませんねー。
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Test ♯467 てふてふ捜索隊「アサギマダラ 2007」はこちら