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2007年 07月 01日

Test ♯564 てふてふ捜索隊 スジボソヤマキチョウ

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「スジボソヤマキチョウ」
(上)Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12_2/Photoshop CS2
(下)Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

土曜日は山ゼフを狙って山梨県へ行ってきました。ところが前日までの雨で草木はびっしょり濡れ、空はかんかん照りの快晴。ゼフィルスたちは身を乾かすために樹上高いところに上がってしまったらしく、まったく姿が見られません。
クヌギの林に立ち寄ってみるも、樹液はまだわずかのようで、クワガタやオオムラサキなど樹液に集まる虫たちの姿もほとんど見かけず。幹を軽く蹴飛ばしてみるとコクワガタなどが落ちてくるので、ゼフィルス同様、かれらも樹上高いところに上がってしまっているようです。
そんななかで、ひらひらと鮮やかな黄色い蝶を発見。キチョウよりもずっと濃い黄色の蝶はスジボソヤマキチョウでした。
吸蜜などで花にとまると翅を閉じてしまうので、薄い黄緑色にしか見えませんが、閉じた翅の表側がみごとな黄色なのであります。翅を開いてくれないかなーと願うのですが、スジボソヤマキチョウは頑として開いてくれません。飛んでいる時は黄色があんなにきれいなのにー。
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スジボソヤマキチョウは、このブログで過去に掲載しているとばかり思っていたら、今回が初登場だったのですね。
スジボソヤマキチョウは成虫越冬なので、早春の野山で何回か越冬明けの個体を写したことがあります。まだ森も葉で色づく前なので、翅の黄色がことさら鮮やかに見えます。越冬の厳しさを物語るかのように、越冬明けのスジボソヤマキチョウは翅がぼろぼろの場合が多いです。
今日のこの個体は、この初夏に羽化した新成虫なのでまだ翅も痛んでなくてみずみずしいですね。年に1化らしいので、これから猛暑を乗り越え、寒い冬を耐え抜いて来年の春まで必死に生き延びなくてはなりません。ものすごくリスクの高い生活サイクルのように思えますが、これが種として選択した道なんですよね。どうか無事生き延びて、来年の春にまた会いたいです。
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by Faunas_and_Floras | 2007-07-01 23:47 | そのほかの水系


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