「ツマキシロナミシャク」
(上)Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2
(下)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2
最近、野山を散歩しているとよく見かける蛾であります。
昼間はじっとしているので、夜行性でじっと日没を待っているようですね。それにしてもあなた、よく目立ってますよ。この蛾自身は毒はもっていないハズなので、もしかして翅の黄色がなにか擬態の役目を果たしてたりしてますか?
夜行性の蛾の昼間の過ごし方というのはいろいろありますが、パターンとして多いのは樹の幹にとまってじっとしている、樹木や草本の葉の「裏」にとまってじっとしている、ですね。でもこのツマキシロナミシャクは葉の「表」に堂々と佇んでいる姿をよく目にするように思います。
保護色が効いているとはとても思えないので、なーにか堂々としていられる理由を持ってるんでしょうねー。
このツマキシロも年1化なので、今の季節が終わると成虫と出会えるのは、また来年! ... であります。そういえば、この季節って翅の模様が白と黒斑を基調として黄色をアクセントに配置したダルメシアン風の蛾が多い気がしますね。やっぱり保護色として機能してるのかな ... ??