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2007年 05月 20日

Test ♯490

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「キマダラコヤガ」
(上)Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2
(下)Canon EOS Kiss Digital X/EF70-200mm F2.8L IS USM/EF12_2/Photoshop CS2

蝶をさがして河川敷を歩いていると、足下の草むらからたくさんの小虫たちが飛び立ちます。
そんななかに、ひときわ目につく派手な模様をした蛾を発見。
タイガースファンが喜びそうな、黒黄の虎縞模様はキマダラコヤガでした。
帰宅してみんなでつくる日本産蛾類図鑑で調べてみたら、コメント欄の最初から「激減中の模様」。
全国的に分布はするものの、生息地はかなり局所的になっているようです。食草も不明なままみたいですね。
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派手な服をスマートに着こなして、なかなかおしゃれな感じのする蛾です。こんなに人目につきそうな模様ですから、もっと注目されて生活史が研究されていてもよさそうな気がするのですが、不思議ですねー。
なんとなく、河川敷であっても比較的増水の影響を受けにくく、人為的に定期的な草刈りなどが行われ通年で遷移が草原で維持される場所、なおかつ葛などの特定の植物だけが勢力を広げることがなく多種類の草本が混在する場所を好むのではないかという気がします。
近所の河原同様、このキマダラコヤガと出会った河川敷も河川の中流域ですが、一言で河原といっても微妙な差異で生物相は大きく異なってくるものですね。このブログでは、カテゴリを「水」で区分けしています。自然というと豊かな森を連想しますけど、水と水が産み出す環境の多様性がそのもっと根底にあると思っています。
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by Faunas_and_Floras | 2007-05-20 18:11 | そのほかの水系


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