「トビモンオオエダシャク」
(上)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2
(下)Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2
土曜日、ナイトクルージングまでのつかのまの時間を利用して、桜の樹がたくさんあるちいさな山へ寄ってみました。市街地のすぐ横にある裏山といった感じの場所です。
最初は、ナイトクルーズに備えて、さくっとだけ見てゆきましょうなんて話していたのですが、この日のあまりに暖かい気温のためか、羽化したばかりらしい個体を次々に発見。
なかでも飛び抜けて大きかったのが、このトビモンオオエダシャクです。
触覚が櫛状になっていないので、ほぼメスでまちがいないと判断しましたが、
一寸野虫さんいわく「メスのなかでは、かなり小さい個体ですよ。」
それでもこの大きさです。立派です (///ω///)ホレボレ♪
食草はかなり多岐にわたっているので、街中の庭のバラで育って羽化したケースも珍しくないようです。
ご覧のように、メスにも翅が備わっていますから、寒い冬を選んで繁殖するフユシャクの仲間ではありません。
もう、昆虫は冬を乗り越え、春がきたと判断しているのですね。