Faunas & Floras Phase2

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2006年 11月 10日

Test ♯311

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「ヤナギイチゴハマキモドキ」Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

小さな小さな白い花々に、これまた1cmくらいしかない小さな蛾が訪れていました。
ぱっと見の印象からハマキガの仲間かな? と思って調べるも該当なし。
ハマキモドキガ科のところでようやく名前を見つけました。

蛾の名前は、幼虫がどの植物を食べて育つかで名付けられることが多いようです。
たとえば、イボタノキで育つからイボタガ、であります。
ということは、この蛾の幼虫は柳や苺の葉っぱを食べて大きくなるのかしら ... と思ったら、
ヤナギイチゴという植物があるんですね(^ ^;
イラクサ科の低木で、柳みたいな葉っぱに苺みたいな実がつくからヤナギイチゴですか。
... ... ... もっとヒネらないと。(←いや、その必要はないと思うぞ)

ヤナギイチゴは暖地の海岸などに自生するそうなので、
山の麓で撮影したこの個体は別の食草であるコアカソやハドノキのほうで育ったのかもしれませんね。

これは蛾に限ったことではないのですが、幼虫が食べて育つ食草が1種類とかに限られていて、
その植物が開発などで激減すると、依存する虫も運命を共にして
消えてゆかねばならないケースが非常に多いのだと虫の先輩方から教わりました。
逆に食草の種類が多い種だと、大都会の真ん中の公園でも生きてゆけることになります。
たとえばサクラなどを食草にしていると、人があちこちにたくさん植えてくれるので、
将来安泰、ということになるわけですね。

昔、「街に緑を」という運動がありましたが(今もやってるのかな?)、
生き物の世界は、ただ緑を増やせば自然がたくさんになる、なんて
単純な仕組みではないことをもっと学校で教えるべきじゃないのかな。
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by Faunas_and_Floras | 2006-11-10 06:02


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