Faunas & Floras Phase2

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2006年 08月 14日

Test ♯239

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「アゲハモドキ」
(上)Nikon D70/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2
(下)RICOH Caplio GX8/Photoshop CS2

よくぞまぁここまでと感心するほどアゲハチョウにそっくりな蛾、アゲハモドキです。まさしく「夜の蝶」ですね(笑)。
でも蜂に擬態する虫が多い中で、アゲハモドキはなぜ蝶を選んだのでしょう?
黒いアゲハチョウというとクロアゲハやカラスアゲハが思い浮かびます。試しに検索してみたら、どうやらそれら「黒いアゲハチョウ」もある虫に擬態していると考えられているのだそうです。その虫がジャコウアゲハ。ウマノスズクサを食草にして育ちますが、ただ食べるだけでなくウマノスズクサだけがもつ毒性の植物アルカロイド「アリストロキア酸」を幼虫時代からせっせと体内に溜めこんで天敵から身を守ります。きれいな蝶には毒がある、であります。
このジャコウアゲハは寒いところが苦手らしく、関東より北になると、東北では局所的な分布になり、北海道では姿が見られないそうです。
が。擬態しているアゲハモドキは北海道までしっかり生息してるんですね。ジャコウアゲハを見たことも食べたこともない北方系の鳥に擬態が通じるのかなと心配になりますが、しっかり子孫を残しているということは、「黒に赤点は要注意」という情報が北の捕食者たちにも認知されてるってことでしょうか。ああ、不思議。
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by Faunas_and_Floras | 2006-08-14 23:24 | 近所の河原


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