「ウスアオハマキ 2011-2012 Winter」
Nikon D300/SIGMA MACRO 50mm EXDG/内蔵ストロボ/SB26/Photoshop CS2
山のなかでスジモンフユシャクを追いかけてたときに、ふと目にとまった小さなハマキガ。
どう見てもハマキガ。
成虫越冬するハマキガで、よく外灯などで出会うのはプライヤであります。
おまえもプライヤでしょ、と思っておりました。
ところが帰宅して画像から同定しようとしたら、いまいち自信がもてない。プライヤは個体差が大きい種とはいえ、どーも雰囲気がちがう。
蛾LOVEさん召還。
「うーん、なんかプライヤっぽくないですねぇ?ちょっと待ってくださいね」
蛾LOVEさんが、がいすと師匠を召還。
又聞きならぬ、又召還。
「デコボコ具合と前翅の色などからウスアオハマキではないかと思います」
この「デコボコ具合」とは、
デコボコマルハキバガ係数が高いか低いか、ではありません(^▽^;)
よく見ると、鱗粉がぽこぽこ浮いてますよね。
タコが擬態するときに、体表面にデコボコをつくったりしますけど、なんかあれに似てるような。
この鱗粉デコボコも同定のものさしのひとつになるんですね。勉強になりました。