2012年 01月 24日

Wake up♯345 ユキムカエフユシャク 2011

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「ユキムカエフユシャク標高1,000m 2011-2012 Winter」
Nikon D300/TAMRON SP90mm F2.8Di 272E/Photoshop CS2

まぎらわしいんですけど、先日掲載したユキムカエは標高10m。
本日のユキムカエは、標高 1,000m であります。

標高10mのユキムカエからさかのぼること二十日前。
チーカナは一路、spaticaさんとの待ち合わせ場所へと向かっておりました。

虫は変温動物であります。
そして冬は、緯度の高い方から低い方へ、そして標高の高い方から低い方へと進んでゆくのであります。
緯度を稼ぐのはなかなかたいへんですけど、標高なら山を登ってゆけばいい。
平地では晩秋でも、山を登ってゆけばそこには冬がある。

すべての冬尺蛾に通じる話ではありませんが、少なくとも厳冬期前に出てくる冬尺蛾は、あるレベルの寒さに達すると、それを感知して成虫が羽化してきます。
ユキムカエの場合、羽化のタイミングが、その土地で冬の最初の雪が降る直前になるケースが多い。
だから、雪迎え。

蛾屋さん以外からはシロオビフユシャクと似たようなもんじゃんという感じではありますが、シロオビがわりと町中の公園でも出会えちゃうのに対し、ユキムカエはなかなかそうはいかない。
シロオビは平地から山地まで生息するので、前述のタイムマシン効果で、1シーズンにけっこう長いスパンで出会う可能性がありますが、ユキムカエは現状では基本的に山地性なので、週に一度通うとして1年に1チャンスか2チャンスといったところ。

そしてなにより、風流な名前(^_^)

風流さでは、蝶ではスミナガシ( 墨流し)とかいますよね。
野鳥だと、ツキヒホシ(月日星)と鳴くことから由来するサンコウチョウ(三光鳥)とかかな。ブッポウソウ(仏法僧)もなかなかですよね(^_^)

翅や身体の、色や模様や造形の美しさ、かっこよさ。
え!?というような驚きの生態をもっていたり。
虫にかぎらず、その種を好きになる理由っていろいろありますけど、その一要素として、和名も大切だと思うのであります。

スミナガシの和名漢字表記の「炭」を「墨」に訂正しました。

We wish you a Merry Xmas☆2011 ユキムカエちびっこ捜索隊(夜)
We wish you a Merry Xmas☆2011 ユキムカエちびっこ捜索隊(昼)
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ユキムカエ捜索隊「ユキムカエユフシャク(カットアウトバージョン)」
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by Faunas_and_Floras | 2012-01-24 23:58 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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