2011年 10月 11日

Wake up♯290 橋の上の物語 マエアカヒトリ 2011

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「マエアカヒトリ 2011 Summer」
Nikon D300/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/Nikon Capture NX/Photoshop CS2/歪曲補正分すこしトリミング

この日は、買い出しでローソン寄ったんです。
ここですごいのが蛾LOVEさん。
ローソンの灯りに飛来していたオオトモエを見つけちゃった。

蛾って、灯りで照らされたところだけでなく、灯りから影になった場所に多く潜んでいたりします。
でも、そうはわかっていても、なかなかチェックできないのが「暗がり」。
そしてそこには、え?こんなとこにこんな種が!?という発見が隠れてたりするのであります。

幸先よかったので、もしかして今日は蛾日和なのでは?!
とうことで、急遽、橋に向かうことに。
目的地とは方角ちがうけど、まだ時間あるし、今日はイイことありそうな気がしたときは、寄り道もまた吉であります。

で、みごとにビンゴ。

近いから、ちょくちょく来てはいるけれど、この数年間でマエアカがいたのは初めて。
考えてみれば、蛾って、タイミングがすごく短いんですよね。
野鳥で言えば、渡りでどこそこの公園に入った、翌日にはいなくなった、が365日繰り返されてる感じです。

野鳥やほ乳類から蛾に来た人間としては、この「タイミング」があまりに短期間で驚きというか脅威でした。
昨日いなかった、今日はいた、翌日にはすでにいないかもしれない。
これで年1化の種だと、

また来年!

それでも、たとえスカでも行くしかないであります。
その日、ゼロ頭だったというのも、蛾では貴重なデータなのであります。

ATSさんは、近所のポイントを回って、とても細かく定点観測されています。
ぜんぜん蛾がいない日もたくさんあるんです。
でもATSさんはがんばる。ぜんぜんいなかった翌日にも行って観察する。
これ、そう簡単にはできないであります。
そして365日のうち、なぜかその日だけ観察できた虫が出てくる。

観察できれば、生息しているという記録になります。
でもそれが365分の1日だと、見過ごされる確率が高くなる。
誰も見ていなければ、生息していないのと同じ扱いになります。

正確には、「観察できれば」は「採集されていれば」になります。
これは何十年か経って、それまで同一種だと思われていたものが種として分かれた場合にも「採集さえしてあれば」技術の進歩で検証できるからであります。

成果ゼロ。

観察に行って、これほど悲しくモチベーションさがる要素ないです。
でも、がんばる。しかないよねσ(^_^;)

自然は人類の想像を超えているから。
私は少しでもそこに近づきたいであります。


Wake up♯122 マエアカヒトリ 2010はこちら
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by Faunas_and_Floras | 2011-10-11 23:51 | 自動販売機/電話BOX/外灯


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